吃音とは

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吃音とは

 

 

私も以前は酷い吃音で、国語の時間が厭で、早退したり、学校を休んだりしていました。

 

しかし、私の吃音は治ったのです。SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)のフルボキサミンを発売(1995年5月30日発売と記憶します)されてから10ヶ月間、酷い副作用に耐えながら服用続け、治ったといえるほど軽くなりました。

 

欧米の論文には、やはりSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)が吃音に効くという論文が多くあります。

 

勉強熱心な医師はそれを読み、吃音の患者に投与しているところもあるようです。

 

私は吃音もでしたが、社交不安障害いわゆる対人恐怖に悩んで、SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)のフルボキサミンを酷い副作用に耐えながら服用続け、本当に以前とは比べものにならないほど、軽くなりました。

 

服用10ヶ月後、今までは電話ではデパスなどを直前に口腔内溶解して服用しないとほとんど喋れませんでした。それが10ヶ月後に喋れている自分に気付き、驚いた記憶がはっきりと有ります。

 

それからもフルボキサミンをパキシルを個人輸入(対人恐怖にはパキシルが効くという論文が複数有ったため)したりして副作用に耐えながら服用続け、3年ほどはかかったかもしれません、ほとんど完全に治ったといえるほどになりました。

 

しかし、今でも、息子(中学1年)と喋るときなど、激しく吃る自分に気付くことも有ります。

私にはベンゾジアゼピン系抗不安薬が吃音に非常に良く効き、吃音よりも対人恐怖に悩んでいました。対人恐怖とは大変な病です。重症度に依ると思いますが、大変な苦しみです。

 

吃音はベンゾジアゼピン系抗不安薬で完全に抑えることが出来る、しかし、対人恐怖はベンゾジアゼピン系抗不安薬でも不十分にしか抑えることが出来ない。

 

そのため対人恐怖の方に私は悩んでいました。対人恐怖では人と接するとき、頭が硬直して回らない、大変な苦しみです。対人恐怖で苦しんでいる人に話を聞くと分かるはずです。

 

私の吃音にはベンゾジアゼピン系抗不安薬が劇的に直ぐに奏功しますが、言友会で他の人に分け与えたら「却って吃音が酷くなる」と2名ほどの人に言われました。

 

言友会は参加者はいつも4人ほどでした。一人は「却って重くなる」とも何とも言わなかったと記憶します。

 

つまり、吃音は様々な原因に依るものと考えるべきでしょう。私のように交感神経過剰緊張症の人にはベンゾジアゼピン系抗不安薬は劇的に効くが、他の人には余り効かないようです。ただし、ベンゾジアゼピン系抗不安薬は対人恐怖には他の人にも良く効くようです。

 

アメリカの大学教授(アメリカの吃音の権威)はリスパダールなど抗精神病薬が効くと主張しています。人それぞれと思います。私はリスパダールなど抗精神病薬を服用すると、その抗コリン作用によると思いますが、酷く吃音が重症化します。

 

また、そのためアメリカで吃音にSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)が使われる話は聞きません。欧州ではSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)が吃音に効くという論文が幾つもあるため、良く使われているようです。

 

また、ベンゾジアゼピン系抗不安薬は強い依存性があると、欧米では準麻薬扱いで、滅多に使われることはありません。

しかし、ソラナックス(alprazolam)は欧米でもベンゾジアゼピン系抗不安薬ながら習慣性が弱いと良く使われます。

しかし、ソラナックス(alprazolam)はベンゾジアゼピン系抗不安薬には稀ながら抗コリン作用があり(他のベンゾジアゼピン系抗不安薬には抗コリン作用は有りません!)、吃音は重症化します。

欧州にはソラナックス(alprazolam)は吃音を却って重症化させるという論文があります。

 

欧米では昔から吃音を重大な疾患と見なし、昔から色々と薬物が投与されてきました。しかし、これと言って効くという薬は見つからないまま、現在に至っています(SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)が効くという論文が多く有りますから、SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)が吃音に効くと欧州では成っているはずです)。

 

SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)の作用機序は神経シナプスを少しづつ変化させて効くという薬理作用になっています。そのため私の吃音が軽くなったと驚いたのは激しい副作用に耐えながら対人恐怖を治したいと懸命に服用続けた10ヶ月後でした。

 

そのため対人恐怖の人には1年を超える長期投与が望ましいとなっていました(今はどうか知りません)。

 

今、私は週末三日連続当直が仕事となり、人と接することが非常に少なく、対人恐怖で悩むことは極めて稀です。人と接することが嫌いなため、皆が嫌がる週末三日連続当直(これは孤独に耐え忍ぶ仕事です)が仕事になって15年は経つでしょう。

 

最近は言友会がほとんど無くなり、別の組織が活動しているようですが、参加したことが有りません。

 

私の吃音にはデパス、レキソタン、など筋弛緩作用の強いベンゾジアゼピン系抗不安薬が良く効き(ベンゾジアゼピン系抗不安薬はほぼ大部分、筋弛緩作用が強いですが)ました。

 

私は幼い頃から吃音が有ったそうですが、自覚したのは高校1年です。高校1年のスクールバスの中で友達に喋りかけようとしたとき、最初の言葉が出てこず、驚きました。

そして高校1年の9月、国語の時間に、読めず、苦しんで、初めて吃音に苦しみ始めました。その現国の先生は「一文読み」という「。」までを読ませ、巧く読めなかったら、机の横に正座させるという先生でした。

ですから、順々に読むのが回ってくるわけですから、回ってくるほどに恐怖感が募りました。現国の授業の前に早退することを多く行いました。

 

それから吃音は35歳まで続きました。フルボキサミンを10ヶ月服用続けて軽症化してからも(対人恐怖を軽症化したいため)、色々とSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)を様々に変えて服用しましたから、吃音が治ったと言えるほどまでには3年ぐらい掛かったと思います。

 

今でも、やはり時々、吃ります。今は他のことに非常に悩んでおり、吃音には悩んでいません。他のことに非常に悩んでおり、吃音が酷かった時代の方が幸せだったかもしれないと思うほどです。

 

息子と喋るとき、何故か吃るのは不思議です。吃音を移してはいけないという潜在意識が働くからかも知れません。幸いに息子(中学1年)、娘(小学5年)に吃音は有りません(私は高齢結婚です)。

 

高校時代、吃音に悩み、東京の吃音矯正所(今は無いはずです)の本を買って取り寄せ、丹田呼吸法が良いと知りましたが、効きませんでした。

 

私の時代、医学部入試に面接が有りませんでしたから、幸いでした。しかし、吃音で悩んでいる人たちを救う、という自覚(使命感)は、自分の吃音が治ってしまって悩んでいないため、無くなってきています。

 

高校3年末からの対人恐怖が一番の悩みとなりましたから。「社交不安障害 2チャンネル」で検索すると、対人恐怖(社交不安障害)の悩みの深刻さが理解できると思います。私は重度の対人恐怖(社交不安障害)です。吃音も重度でしたが、劇的に治ってしまいました。

 

私に劇的に効いたベンゾジアゼピン系抗不安薬が他の人には効かないのか?今も不思議です。

 

(完)