街道の道標 大峰山編⑷ | としのブログ

としのブログ

ブログの説明を入力します。

応神天皇のお膝元に



今回の大峰山編の道標は、羽曳野に行きます。


皆さん、応神天皇を知っておられるだろうか?

世界最大の古墳の仁徳天皇の父で、二番目に大きい古墳に葬られている第十五代天皇の事です。


その応神天皇綾古墳の南側に、日本で一番古い八幡宮の誉田八幡宮がある、祀られている祭神は、その応神天皇とご両親の仲哀天皇と奥様の神功皇后である。


驚く程、大きな拝殿の誉田八幡宮


誉田八幡宮の境内から見る応神天皇綾古墳、広さでは息子の仁徳天皇綾古墳には負けますが、高さがあり、容積的には日本一の古墳らしい




誉田八幡宮の東側を東高野街道が、南側を古市街道が通っている、その二つの街道の交差点にあるのが


A 小さな道標ですが、「右 大峯山 つぼさか たゑま」とあります



「すぐ 大峯道」とあります



B また、並ぶように隣には、比較的新しい文字で「藤井寺 大阪方面」と彫られた別の道標があります


この面には「柏原 大阪 方面」とあります



C  また、交差点の反対側にも道標があります「左 ふぢ井寺 大坂道」とあります


この面には「文化二年 丑八月  右 道明寺 玉手山」とあります


できた時代や、目的などがそれぞれ違う三つの道標がある羽曳野でした。