西国三十三ヶ所第十九番札所 行願寺 | としのブログ

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久々の西国三十三ヶ所巡り




平成29年に、京都の十六番札所の清水寺からスタートした、西国三十三ヶ所巡りが、あと10寺のところで足踏みをして居ました、今回街道の探索もひと段落したので、久々にお参りさせて頂きました


お参りに行ったのは、第十九番札所の京都の行願寺です




寝屋川市駅から神宮丸太町に向かいます、やって来たのは9000系、顔は7200系と似てますね、通勤用には不便だったのでセミクロスからシートがロングシート化されました。

私個人としては旧塗装が好きですが


三条で乗り換え、次の神宮丸太町を目指します、入って来たのは2400系、まだ頑張ってるんやと嬉しくなりました、LED化されてはいますが丸いヘッドライトがいいんですよ



2200系、2400系や2600系のドアの下部が、緩く湾曲しているのが懐かしい、また制御がインバーター制御では無いので、加減速時のあのキーンと言う音が無く、「音」的にも懐かしくなりました


神宮丸太町駅に到着


丸太町橋から見る鴨川


あれ、意外と丸太町通は空いていますね、四条通り以北は意外と空いていますかね、外国人も皆無でした


行願寺は、京都市中京区の京都御苑(御所)の南にあり、京阪電車神宮丸太町駅から歩いて10分のところにある、天台宗の寺院で革堂行願寺(こうどう ぎょうがんじ)が正式名で、山号は「霊麀山 れいゆうざん」です




行く途中見つけた(逆光ですみません)が、京都らしいびっくりドンキー(関西ではびくドン)の建物


これは個人のお宅ですかね、違いますね、これは下御霊神社の蔵のようです、京都は個人宅でもこんな雰囲気が多いですね



革堂行願寺に到達です、西国三十三ヶ所には、清水寺や中山寺のような大きな山門の寺院がありますが、亀岡の穴太寺などのコンパクトな山門の寺院もあります、この革堂行願寺も街中に溶け込む様に、隣りの民家とさほど大きさがかわらない山門です、でもお隣さんも時間を感じる素敵なお宅ですね


さあ、入って見ます、山門越しに見る本堂


たっぷり水を湛えた手水舎、でも杓子が・・・


少し誇らしげに石に刻まれた寺名


革堂行願寺の本堂、唐破風の上に千鳥破風を重ねた屋根が素晴らしい

この寺の歴史は約1000年前に遡ります、1004年(寛弘元年)僧侶の行円上人によって上京区の一条小川に創建されました、しかし度々の災火により1708年(寛永5年)この地に移されました。  現在の本堂は1815年(文化12年)に建てられました



比較的新しい「革堂観音」の提灯と、所狭しとある多くの扁額

 ご本尊は千手観音菩薩で、革堂の名の由来は、行円上人が、子を孕んだ鹿を射止めてしまい、それを悔やみその鹿の皮を何時も身に纏い、人々から皮聖と呼ばれていたところから、革堂と呼ばれるようになったようです


本堂も多くの扁額も歴史を感じさせますね


御釈迦様の弟子の「身代わり地蔵」こと賓頭盧尊者です、お参りした人が自分の病んでいるところと同じ賓頭盧さんのところをなぜると病が治ると言われています、でもこの木製の台も歴史を感じますね



納経所にて御朱印を頂きました


本堂の北側の正面にある建物は鎮宅霊符神堂です


左手手前にあるのが、愛染堂です


その右手に有るのは、寿老神堂


さらに右手には七福神がいらっしゃいます


本堂と同じ 京都市指定有形文化財に指定されている鐘楼です


御朱印帳に書かれた墨絵と合わせて同じ場所をパチリ、京都では清水寺の様に観光化された寺院もあるが、この革堂行願寺は参拝者も少なくゆっくりとお参りが出来ました


これは面白い、喫茶店の店前に「犬矢来」と電動スクーターがあります、正に京都ですね

犬矢来とは、京都の町屋に多く見かける竹で作った垣根で、目的は、犬のオシッコよけや、道が未舗装だった時代の荷車や馬による泥除けの為に立てられた物です、最近は「観光的」な犬矢来が多いようです


うん、これは将棋盤?違いますね、囲碁盤ですね


その横にある説明によると「この地にあった寂光寺(別名 久遠院)の塔頭(別名 本因坊)を住まいとしていた僧侶の日海は囲碁の名人で、囲碁の名人戦の本因坊戦の名はここから来ている」との事です、この前の寺町通りの西側の地名は久遠院前町と言う事も書かれている



ここで事件が起きる!

訪問した日はとても暑く、私は自販機で缶コーヒーを買い、次に向かう予定の第十八番札所の六角院 頂法寺に向かって歩いていると、先程コーヒーを買った時に出した小銭入れが無い事に気がつく、中身は小銭と言えども、賽銭や入山料、御朱印料、電車賃を考え、500円貯金から500玉を8枚程出した記憶があるので結構な小銭が入っていたはず・・・・えーんショボーン


私は予定通りに行動する気になれず、そのまま帰宅しました





三条駅で、入って来たのは3000系の快速急行、意外に座る事が出来て、来る時は寝屋川市駅から準急(各駅停車)で63分掛かったが、帰りは快速急行だと39分で寝屋川まで帰れたので少しは気分が和んだかなあ


驚きの展開

後日、ウチの猫の主治医から電話があり、小銭入れが中京警察にあるとの事、小銭入れに主治医の診察券を入れていたから、そこに連絡が来たらしい、その流れに驚くが、拾って届けて下さる方がいる事にも驚きでした、後日取りに行くと、小銭が千円札になって返って来ましたてへぺろ


また、西国三十三ヶ所巡りを続けます


終わり