最近この日記は誰にむかって書いているのか自分でもよくわかってなく、気分によって本当に個人的な日記だったり、タレントとして劇団の座長としてのプロパガンダだったり、調子コイテのプチ社会批判的な意見の発表の場(笑)だったりしてたり、その癖、誤字や脱字が多くてかっこわるかったりしてるのですが、まあ、ご縁があって読んでいただいてる皆さん、いやア・ナ・タ・!明けましておめでとうございます。前置きが長くなりました、今、ニューヨークにいる仲谷一志です・・・・・・間違えました脇田温泉で入浴(ニューヨク)中、係りのおじさんに話しかけられながら、それでも携帯を離さず、更新をしている仲谷一志です。という事で今回は新年最初の雑談です。
僕がblogを書きはじめたのは、いや厳密にいうとインターネット上で何かを書き始めたのは結構早い方だと思います。もう10年以上前、パソコンがみかんの入っているダンボール箱ぐらいの大きさで値段も2~30万ぐらいしていたころにヤマダかコジマが始めて福岡に進出した日の売りだしの目玉で8万円で買えるという広告につられて前日の夕方から劇団員が交代で並んで買ったパソコンが事務所に設置されたころに、当時は役者としてセーラー服をきてオサゲ頭のヅラをつけて舞台上で張り倒されることが主な演技だった作家の生田がメールマガジンをだそうと言い出し、その中で「メールの世界でひとりごと」を書いたのが最初でした。
まだ、blogの存在がない頃でした。
その頃は明らかに劇団のお客様に向かって放送では言えない、DMの文章にも書けない。本音に限りなく近いけど、あくまで劇団のお客が読むことは意識していたと思います。
そのうちにホームページができ、そこにメルマガのコーナーがもうけられ、そのうちにblogを貼付けるほうが簡単に更新できるということで、何度か形やblogの会社を変えたり、ホームページもドメインを取得したりリューアルしたりしてきて現在にいたってるのですが、その間世の中はどんどんインターネットが普及しblogやmixiを個人の交流の場として一般の人も使うし、芸能人は活動の場として使うし、先にblogで発表された事をスポーツ新聞やテレビのワイドショーが取り上げる時代になってきました。

その時代の変化とここに書く文章の内容にある時期から僕は少し違和感を覚えていました。


では、どのスタンスをとる??


その明確な答えは今、僕のなかにはありません。ただ僕は続けて行きます。ここに何かを書くということは活動を続けるということです。いつかもっと便利な直接会わなくてもコミュニケーションがとれるツールができたらそっちを使うことになるでしょうが僕は続けます。芝居という直接お客様にライブでみていただく活動を続ける限り。若い頃に聞いた「続ける事も才能だ!」という言葉のはあの頃より思いです。

僕の事をタレントや舞台俳優という角度からこのblogにたどりついてくださった貴方へ

「いつも応援ありがとうございます。今年はお蔭様でチャレンジすることがいっぱいです。全力で頑張ります。どうぞよろしくお願いします。」


劇団の座長や経営者という角度からお付き合いさせてもらってる貴方へ

「もう言い訳はせず今の立場の仕事を貫きます。みんなとは仲良くしたいけど人間はそんなに強くないようです。お互いを少しだけ監視する組織で繋がっているのが我々だもんね。でもその組織は自分達が作っている事を忘れないようにしましょうね。」


プライベートの友人、愛人、親戚等の貴方へ

「コラ!こんなとこ見てる暇があったら連絡しろ!元旦電話があったのは『作』のマスターだけやんか!マスターも「寂しい寂しい」と繰り返しよった・・・って、そんなことはいいから、暇なときはまたゆっくり飲もうね。もう今年は酒飲んでも悪態をついたりせんけん・・・・でも少しは愚痴も聞いてね ト モ ダ チやろう?」


遠くに行ってしまった貴方へ

「連絡をしたくなったりする事あるけど、そんな時は弱きになっている時なので気にしないで下さい。元気な時は皆さんのことはボロクソに言ってますからご安心下さい。 ですからどうぞ僕の事はボロクソに言って下さい。元気な証拠です。」

何の因果か、ここにたどりついてしまった貴方へ

「これをご縁に、どうぞよろしく。貴方が酒が好きなら少しうれしいです。どこかの居酒屋で会うかもしれません。貴方が芝居や映画が好きなら少しうれしいです。どこかの劇場で会うかもしれません。そこに僕が出演していたら一番うれしいです。」


一心不乱
仲谷一志