昨日「精霊流し」の北九州公演が無事おわりました。この作品に限らずだけど特にこの作品はどんな環境で、どの世代に観ていただくかが大切だと考え僕はお寺での公演を熱望しました。そして以前より可愛がって頂いてる八幡西区の西法寺と戸畑の浄蓮寺さんでやらせていただいくかとができました。
公演は大成功でした。とにかく二人の住職とそのご家族に感謝です。
そうなんです。この二日間、僕はお寺からスタジオに通ってましたが一番感じたのは、なんだか親戚の家にいるような居心地のよさでした。畳の香と蝉の声のリラクゼーション効果に身を任せることができ実際にはタイトなスケジュールだったのに、そうは感じませんでした。なにより両方のお寺のご家族にあたたかく迎えていただいたことが一人暮しの僕には忘れかけてた温もりを感じさせていただきました。
そして一夜明けて今日、演出の市岡やスタッフはまた現場があるにもかかわらず実は僕は久しぶりのお休みでした。働いてる皆に申し訳ないくらい全く予定も入ってなかったので皆が仕事の打ち合わせをしているときは出来るだけ自分の存在を消してました。(笑)
そのバチが当たったのか今日も僕の携帯はならず、・・・・・ちなみにこの携帯には「ならずもの〓」と言う名前を付けてしまいました。
人と会うこともなく、部屋をかたづけ、直木賞をとった三浦しおんと森絵都、そしてあさのあつこの小説を買い込み読みあさり、昼は一風堂のラーメン、夜はきんさい屋のお好み焼きを食べ、たまっていたドラマのDVDをみて、さらに、さらにロストイントランスレーションのDVDをみたらちゃんと一日が終わってました。
ああ、しばらくお寺に住もうかな・・・・。