歯医者に行っている。
奥歯の歯茎が化膿しているからだ。
ここの歯科助手?歯科衛生士?まあ言ってしまえば看護婦さんがもっとも僕が好むタイプの
性格の悪そうな美人だ!!
そして、ここの先生はいちいち奥の間に引っ込む。
一人治療が終わると、いったん引っ込み、新しい患者さんがくると看護婦さんが先生の部屋をノックする。
そして終わるとまた引っ込む。これは先生は偉いんだ!!という演出かもしれないし、もしかしたら
技工士の人たちを雇ってなくて先生が奥で何かの作業をしているかもしれないし、ひょっとしたらテレビか
ビデオを見ているかもしれないし、愛人といちゃついてるかもしれないなどと勘ぐっている。勘ぐりながら僕
も劇団事務所の中に『自分の部屋』があるといいなあ・・・・と思う。劇団の座長であり、代表戸締り役・・・・・
イヤ取締役でもある僕は事務所の一番奥に一番大きな机を置かしてもらっているがやっぱり自分専用の部屋と美人秘書は必須アイテムだ。
そんなことを考えながら、歯医者に通い続けている。