今日(18日)の横浜は雨、気温は朝から上がらず、最高気温は昨日より10℃も低く肌寒い一日。関東甲信はこれからが大雨のピークとか。新幹線も止まっているらしい、庭の草花たちにとっては恵みの雨も、警報級の雨は困りますね。
ベニバナヤマシャクヤクが見頃となっているのは八ヶ岳山麓の庭、知人が撮って送ってくれたもの。5月に白花のヤマシャクの開花は見届けたものの、その後に鹿に入られて荒らされたことを知り、今年の開花は諦めていた。主は不在でも花は健気に今年も咲いてくれたのは嬉しい。
このニッコウキスゲ、傍で鹿の食害があったのに、残って良い花を咲かせ始めた。アヤメはやたら増えるので抜いているのだか、キスゲに抱きついて生き延びていた。もしかすると、鹿はアヤメが嫌いなので喰われなかったのかな、これ新説?
コアジサイは飾り花が無いので地味に咲くが、香りは良い。道路に面して飛びだしているので、剪定しているものの大ナタが振るえない。
アサマフウロが庭で咲き出した。夏の暑い日も超えて、秋遅くまで咲き続けるフウロソウ。
八島湿原も新緑の季節。知人らが訪れたのは先週とのことだから、より緑も濃くなっていることだろう。山麓に白く見えるのはコナシの花、ズミなどとも言うこの花が咲くと山がピンク色にも見えることも。
「高原の気分を味わってください」とは知人の言葉。このコマクサは東御市池の平湿原で撮ったもの、保護柵に守られた高山植物の女王には気品がある。ここは浅間山の西に広がる標高2000㍍ほどの高層湿原、管理がされている。
イワカガミも良い姿。わが小屋の庭にもイワカガミは生えているものの、こんなに花は咲かない。
ゴゼンタチバナも咲いている、久しぶりに見た。
ここからは横浜の庭。梅雨入りが遅れているので、アジサイも草臥れてしまった。ガクの装飾花の内側にポツポツあるのが本物の花、「真花」という。気象庁が出すアジサイの開花予報では、標本木の「真花」が2~3輪咲いた時を開花日というらしい。
ヤマホタルブクロ、平地の横浜にすっかりなじんで生息地を拡大している。
八重ドクダミとアジサイをコップに活けた。オマケの写真だが、切り花にするとドクダミが可愛い!