八ヶ岳山麓に半定住している知人から山便りが届いた。暖かな日が続き、冬支度や帰る前の大掃除は、例年より楽だったとか。すっかり冬枯れのお山、花もなく殺風景、風で枯れ葉がカラカラと音を立て舞っている。山で冬越し出来ない何鉢かは、自宅に持ち帰る準備もしたと。アメダスで今日(14日)の大泉町の気温を調べると、最低気温は-0.2℃、最高は12.1℃。この暖かさも日曜までで、来週には冬将軍がやって来るとの予報。
八ヶ岳の南端・編笠山は少しの冠雪だが、中央奥のは権現岳真っ白な冬景色。三分一湧水下の田んぼから撮ったものだろうか。
10日、暖かい快晴に誘われ鷲ヶ峰に向かったと。車山から下ってきたビーナスラインは霧ヶ峰の交差点で右折し八島湿原へ、その先は美ケ原へと続く。正面には北アルプスの白い屏風のパノラマが迫る、ワクワクする風景は冬だけのもの。
八島湿原から登ってきた鷲ヶ峰、360度のパノラマ展望を楽しんだことだろう。後方に写るのは八ヶ岳。
穂高連峰や槍ヶ岳に雪が付くと、近くに感じられる。
眼下は八島湿原、少し雪の残る車山の奥には八ヶ岳連峰が連なる。右奥には霞んでいるが富士山の姿も。
ビーナスラインに辿り着くと目に入るのは蓼科山、北八ッから離れての独立峰。左の白樺湖が結氷するのは、1月に入ってからだろうか。
水抜きもしてすでに冬ごもりに入っている我が小屋を撮ってくれた。周りの樹々も葉を落とし、人の気配もないのでより寒そうに感じられる。