今日(7日)の横浜、最低気温は17.1℃。朝から南風が吹きいつ降り出してもおかしくない空模様。春の嵐で神奈川県内でも、桜などが折れたりの被害もあつたと。風雨は夕方から強まってきたが、明日未明には前線も通過し、天気も回復するというが、これも一時。午後からは大気が不安定、強い寒気の流入もあって突風や急な雨の予報も出ている。桜を散らす花嵐、最後の花見をと予定した方には不運な天候だ。
レンゲツツジが横浜で咲き出した。山から移植して4年目、この地に慣れて植え込みのオオムラサキツツジと同じ時期に咲くようになった。昨年の暮れ近くにいくつも咲いて、春咲く蕾が無くなるのではと心配したが、だいぶ残っていた。八ヶ岳山麓の小屋で咲くのは5月になってから。
イカリソウが咲いている。こちらも山の花、近くに植えたフシグロセンノウについてきたもの。
鉢のイカリソウは開花寸前、昨秋に一回り大きな鉢に植え替えたので、花たちもゆったり気分かな。
ギンギアナムが一気に満開。昨年の花後に株分けし、半分を鉢に戻したものだが丈夫なラン。ベランダで冬越ししたが、春の嵐には負けそう、花をもぎ取られないように移動した。
白花が咲いて、シラーらしい花とは分かったのだが、なぜ山麓の庭で生きていたかは不明なまま、横浜に引っ越してきた。
キルタンサス、ヒガンバナの仲間らしい。センリョウの根元で咲いているので、他の場所への移植もままならない。
ハナミズキが咲き出した、我が家の北側窓から撮ったもの。自宅周りの草花に水やりする際に、ホースの届く範囲のハナミズキなどにも散水しているので、良い花を見せてくれる。
ここからの写真は、八ヶ岳山麓に半定住の知人からの山便り。八ヶ岳山麓の山荘に向かう中央道。甲府盆地での桃の花に背中を押され、途中下車して新府桃の里に立ち寄ったのだと。背後に見える八ヶ岳には少し雪が残る、あの山麓にこの後向かったのだが、標高1100㍍に桜前線が届くのはもう少し先らしい。
諏訪・高島城への花見遠征、ここではミツバツツジも桜とコラボして良い花を見せている。
私の小屋の様子も撮って送ってくれた。庭でシバザクラも咲いている、ろくな手入れもしていないが健気な花たち。
早春の庭はカタクリの天下、他の草花たちが芽出して葉を伸ばすころには、永い眠りに入る。
明るい黄色花はヒウガミズキ、よく似たトサミズキは花が長く伸びる。
玄関わきのミツバツツジが咲きそうだ、去年は遅霜で咲いた花が一晩で落ちてしまったらしいが、今年も明日は山沿いでは雹の恐れとの予報。山の草花や木々は自然の中で、いくつもの試練に耐えて生き延びてきたので、あまり期待しない方が心が休まる。