今日(4日)は仕事始め、のんびりと過ごした2023年のお正月休みも終わり、通常の生活へと皆が戻って行く。お屠蘇気分にいつまでも浸っていられない日本の現実、低成長・低賃金にならされ続けて怒ることも忘れた現役世代は、何に喜びを見出そうとしているのだろう。スマホ依存・中毒から抜け出せないでいても、それらを意識することもなくまた新しい年が始まった。

3日の午後なら少しは空くかと出かけたが、初詣に訪れる人の波は切れることなく続く。100㍍ほどの列に並んで暫くたって撮ったもの、20歩ほど進むとまた待たされる蝸牛の歩み。14時8分に撮った。

階段下にようやくたどり着いた、15時20分。ロープが上がってもすぐに降ろされ、先の参拝者が建物に入りきると上にいる警察官からの合図がある。広報担当の女性警官がマイクを握り、参拝客へソフトなお願いを何度も繰り返す。ここからも、ロープをくぐるまで2度待たされた。初詣は忍耐力・体力を試される場になっているようで、参拝者の顔ぶれを眺めてみると、年代別では若者が多く年寄りが少ない。

 

元旦に出かけたのは地元の円海山。富士山に向かって手を合わせ、今年も健康で過ごせることなどを願った。

 

市街地の端にも富士山を見る人の姿が。

 

今年もどうぞよろしく!

 

円海山からの帰路、立ち寄った阿弥陀寺。掲示板には「人生の味」「・・・人間味」 今年初の言葉

 

元旦の我が家の前には、まだイロハモミジが残っていた。足元のオオムラサキツツジの間から、ヤエヅイセンが頭を出して花を付けている。その奥にはマンリョウも実をまだ残していた。

 

ヒメフウロソウが葉を紅葉させながら花を咲かせている。ベランダの日当たりの良い場所が、この花たちの特等席になっている。

 

ナンテンの根元でシンビジュームが花芽を伸ばしている。昨年は咲かなかったこの株、固形の油粕などは上げたもののほったらかし。鉢が抜けないほどに根が回って、捨てようとしたもの。昨年沢山咲いた別の鉢は春に半分捨てて、残りを小さめの鉢に採ったが今年花は来ない、こちらも外にほったらかしだが生命力は強い。