今日(19日)の大泉町は曇り、夜明け前には少し降ったようだが、日中は昨日と同じで薄日も漏れる。大型の台風14号が今夜には甲信地方にも接近し、風雨が強まる予報。窓の外を見ると、カラマツやミズナラなどの高い梢が風を受け、ゆさゆさと揺れるのが目視できるようになってきた。連休で山に来ているが、何事もなく台風が過ぎ去ってくれるのを、ただ祈るしか私らに手立てはない。

白花のホトトギスが咲いている。大きな枝は斜めになりながらも、踏ん張って立っていた。台風接近もあって、どこへも出られないことから、小屋周りで秋の花などを撮った。

 

こちらのホトトギスは、下にある本家の色変わりしたもの。

 

こちらが本家のホトトギス、変異したものや白花に押されて少なくなっている。

 

シュウメイギクは花盛り、横浜では花も終わりだが、こちら山では今が見頃。

 

アキノキリンソウ、花はピークを過ぎていた。大きな枝は倒れたり、早く咲いたのは立ち枯れていた。右に写りこんだのはツリフネソウ(お父さん写っているよ、のコマーシャルあったね)。

 

タムラソウ、アザミではありません、棘はない。花の盛りは過ぎていたが、良い花を見せてくれた。

 

タチフウロが残っていた。名前は立ちとついているが、この花は枝を大きく伸ばし、いつも他の草たちに寄りかかって咲いている。

 

アサマフウロも最後の花。フウロソウの中では花が一番大きく、色も赤が濃い。

 

コマツナギ。夏に入る前から花は次々と咲き続けてきた。葉は萩に似るが、こちらの花の形はトンガリ帽子。

 

ツリフネソウはどこでも生き延び咲いている。早く咲き終えたキツリフネに比べると、こちらは生命力は強い。

 

シオンが咲き出した。同じような花の園芸種は花径も30㌢ほどだが、本種は1㍍を超える花の高さ、楕円形の大きな葉。

 

小屋の周りの少しの空き地、道路に少しはみ出している。草刈り無用の看板を掲出したこともあったが、最近は道路管理の業者さんも分かってきたのか、刈らないで残してくれる。ルドベキア・タカオや野菊、ホトトギス、フシグロセンノウの種など盛りだくさん。

 

おまけはブルーベリー。晩生のがまだ残っていたので収穫し冷凍した。帰るまでにもう少し取れたら持ち帰り、横浜で採りためてあるものと合わせ、ブルーベリーソースを作る予定。