秋雨前線が停滞し、関東甲信は不安定な天候が続くらしい。山の知人から届いた便りでは、夏の賑わいが去り秋の装いが日一日進んでいるようだ。今日(28日)の横浜は雨、といっても大した降りではない。最低気温は昼間の11時に22.7℃、最高気温の28.1℃は夜中の0時に記録、9月下旬ごろの陽気とか、クーラーを使わないのも久しぶり、半袖では肌寒い一日。

飯盛山に出かけたのは23日、家を出て1時間も経たずに山頂に立てるこの山は、私もそうだったが知人らも足慣らしには格好の山。近くて季節ごとの山野草も多いので、手ぶらでも出かけられるが、駐車場の車を見ると都心などのナンバーが多く見られ、かなり人気となっているようだ。

 

展望は叶わなかったが、コオニユリには出会えた。

 

トリカブトも咲き出した。

 

霧ヶ峰・八島湿原を訪れたのは24日。周回路で出会う人も少なくなって、静かに秋を味わえたとか。ススキも穂を伸ばし赤とんぼも飛び交い、湿原の草紅葉もついてきたきた。

 

アサマフウロが良い花を見せていた。ハクサンフウロなどより花も大きく、他の草花との生存競争にも負けない強い花だ。

 

三分一湧水下の田んぼ近くから望んだ富士山、周りの山々はみな雲の中。日当たりが良さそうなので、オミナエシも力強い。

 

私の小屋の庭を撮ってくれたもの、下の写真も。大型のシラヤマギクやオミナエシが頑張っている。赤い花が見えたが、アサマフウロが咲いているようだ。

 

夏から咲いていたキキョウも最後のご奉公。アジサイのアナベルは草臥れた、ここにもアサマフウロとシラヤマギクが咲いていた。

 

ここからは横浜の自宅裏。ルドベキア・タカオがやたらと目に付く。鉢植えのイワシャジン、咲くまでもうしばらく待たされそう。レンゲショウマもまだ元気。手前の色変わりしてきた鉢は、イカリソウ。

 

丸葉のこのアサガオは原価ゼロ、こぼれた種から毎年花を咲かせてくれている。花が終わっても、プランターに種が零れ落ちるまで片付けは待たねばならない、芽出しは5月も後半、もう終わりかと思うとどっこい生きている。

 

酷暑に耐えて咲き出したシュウメイギク、涼しさと雨が多くなって元気になってきた。