今日(11日)の大泉町は晴れ、天候も安定してきたが暑さも戻ってきた。大泉のアメダス観測点は標高867m、最低気温は22.3℃、最高は32.1℃の真夏日。わが小屋のある山中は300㍍ほど高いものの、陽ざしは強く午後には室内で27℃を超えた。クーラーなどないので、窓を全開して昼寝で暑さを凌ぐほかに術はない。日中の草むしりなど、したくとも出来ないでいる。

昨日(10日)白駒池を訪れたのは久しぶり、お盆休みのピーク前を狙ったのは正解。標高2115mに位置する日本最大の天然湖、秋には湖畔のドウダンツツジやナナカマドの紅葉が映えるのだが駐車場がいつも満車。今日は下の白樺林で昼を食べて、午後に登ってきたこともありすんなり駐車できた。

 

苔の森は暑さを忘れる涼しさ

 

何種類もの苔が入り乱れて育つ。

 

苔の中からは木々も芽出す。溶岩台地で木々が育つのはこれら苔のお陰。ルーペでの観察も面白そうだ。

 

この地はコメツガ、トウヒ、オオシラビソなどの原生林。

 

ダケカンバの巨木の根元を覆うのは杉苔?

 

 

白樺群生地の看板が新しくなった。朽ちた以前のものには、日本一のと記してあった大風呂敷は姿を消してつつましい。

 

白樺の足元にはレンゲツツジ、ベニバナイチヤクソウなどの群落がみられる。