関東甲信では過去、最も早い梅雨明けが昨日(27日)発表された。梅雨明け10日は良い天気、今日の横浜は快晴、最低気温は25.1℃、最高は33.2℃。真夏日にはならなかったものの、猛暑は続く。朝の10時には室温が27℃を超えるのは普通になって、これ以上我慢すると家にいても熱中症になってしまうと、3日ほど前からクーラーを使っている。電気代を心配するよりも、年寄りには熱中症が命とりになることを自覚するこの頃だ。
フシグロセンノウが咲いた。梅雨明けが発表された横浜で、今年も山の花が元気で花を見せてくれた。この地に移植して5年以上経つので、すっかり平地の環境にも慣れたようだ。
フシグロセンノウの種から育った子供らに、花芽が付いている。プランターに種を蒔いたら、ごっそり芽を出したので、ハサミで切って数を減らし、移植できるようになってスコップで採り、庭のあちこちに塊で植えた。虫に食われたりするので、何か所にも植えたのは保険をかけたもの。
こちらのプランターはオダマキやらに交じって、フシグロセンノウも育っている。小さいながらも花芽が付いているのに驚いたのは、山では一年目で咲かないのが当たり前、2年目で咲くと思い込んでいた勘違いを教えてくれたから。
ユウスゲの蕾、花の数を数えられるように大きくなってきた。普通の年なら梅雨本番、水遣りの心配などしなくとも済むのだが、今年は早くも散水を始めた。
レンゲショウマ、花芽が伸びてきたとき芯を虫に齧られたが、脇枝の先で丸い蕾が大きくなってきた、開花も近い。
イワシャジン、糸のような花穂が伸びてきたので、今年は咲いてくれそうだ。
ヒメフウロソウ、伸び放題になっていたので鉢からはみ出した枝などを思い切って刈り上げた。
ヒメフウロソウの刈り上げた枝を、挿した。良い枝を選び枝先を切り詰めて挿せば、簡単に増やすことが出来る。
ここからは八ヶ岳山麓の知人から届いた山便り。24日、三分一湧水下の田んぼから望む富士山。収穫の近い麦の穂並みは、初夏の風物詩なのだが、一足飛びに夏になってしまった。
飯盛山に登ったとのこと、大汗かいたとか。キスゲが咲き出した。鹿よけの柵を作ってから、高山植物などの植生が回復してきたらしい。イブキトラノオも見える先に、ここでも富士山が望める。
これは我が小屋の庭、キスゲがまだ残っている。
これはオニシモツケ。シモツケソウより葉も大きく、花の密集も倍ほどに大きい。