関東各地で記録的な雹が観測されたのは、上空に寒気が入っていたからとか。二日続いた不安定な空模様も、寒気が去って安定した晴天。横浜の今日(4日)の最低気温は18.0℃、最高は26.4℃と夏日になったが、風もあり暑さは感じなかった。八岳山麓で山暮らしを楽しむ知人から昨夜メールで、周辺の様子が送られてきた。知人らが半定住している北杜市大泉町、アメダスを見ると最低気温は8.8℃と低いものの、最高は25℃と夏日になっていた。
美し森・山頂から望む富士山、手前の山は茅が岳。この山頂に上る木道階段は、まだ補修工事が終わっていないとか。明日からつつじ祭りが始まるらしい。レンゲツツジなども咲きそろってきたが、メーンの正面ルートが通れないのは残念だ。
美し森周辺で白く咲いているのはコナシ(ズミと呼ぶところも)。咲き出しは蕾がピンク色なので、遠くから見ると山裾がピンクに染まるように見えるところもある。頭を覗かせる赤岳の残雪も残りは僅か。近くの湿地でのクリンソウは咲き出していたが、少なくなっていたと。美し森の写真は1日に撮ったもの。
2日は入笠山へ。天気予報も安定と聞きやってきたのだとか、ゴンドラを降りた山頂駅近くで撮った八ヶ岳。信州側の八ヶ岳も雪が残るのは谷あいだけのように見える。
クリンソウが咲いていたのは、入笠湿原から登山口に向かう林道付近で撮ったものと思われる。
入笠山山頂は大混雑、コロナ禍前に戻ったかのような賑わいだったとか。久しぶりの遠足、後姿の写真からも子供たちの喜びようが伝わってくる。この斜面が花畑になるのはもう少し先になるだろう。
入笠山でのスズラン祭りが3年ぶりに開かれているとか、咲いていたのはドイツスズランだけだったらしい。湿原から登る木道の脇には日本スズランが群生しているのだが、蕾ばかりで花はまだ少なかったと。
エンレイソウの花、葉の大きさに比べて花は何とも小さく可愛い花だ。
ここからは3日、私の小屋を撮ってくれたもの。建物が周りの樹々で覆われて、目立たなくなってきた。
フタマタイチゲ、他の草花たちと競い合いながら良い花を見せている。
チゴユリ、花はいつも下向きでつつましい。
ミヤマオダマキ、消えてしまったと思ったら生きていた。
グンナイフウロ、霧ヶ峰周辺で見るものは薄いピンク色が多いが、この藍色は高山に咲くミヤマフウロに近いと思っている。
ヒオウギアヤメ、厚みのある剣状の葉が重なり扇を広げたように見えるのでこの名になったとか。後ろにあるのはウコギ、新芽は食べられる。