今日(13日)の横浜は雨、最低気温は17.0℃、陽ざしがないので肌寒い。週間予報を見ると梅雨の走りとかで、暫くは太陽を拝めそうにない。連休後半に車の点検で自宅に帰っていた知人、山に戻って早速、わが小屋の山ツツジなどの様子を届けてくれた、ありがたい。

連休後、山は静かになったとか。ツツジ通りと呼ぶこの路は、私の小屋へ上る道の隣にあり散策に来る以外、普段は通らない。

 

私の小屋の山ツツジが咲きました。8日に帰るときは咲きそうになっていた蕾、主が帰ってから咲くとは悔しいが、後で写真送るよとの知人の言葉で待っていました。送られてきたこの写真を見ていると、自分がまだ山にいる気分になってしまう。

 

庭のレンゲツツジも咲き出した。鬼ツツジとの別名があるように、力が漲るようなツツジだ。横浜にも移植して咲いたが、寒さが弱いこともあってか、このような色にならない。

 

黄花のレンゲツツジも咲き出した。柔らかい黄色が映える。

 

玄関前のオオデマリ、帰る時よりも色が少し白くなってきた。木々の緑も濃くなって、コナラなどの花粉で車の汚れが気になると知人。車のフロントガラスばかりでなく、ベランダの手すりなども黄緑色に染まる花粉の季節は厄介だったことを思い出した。

 

観音平から三味線滝を歩いた知人ら。写真を見るとカラマツは芽吹いたばかりのようだが、カラマツの根元でヤマツツジらしき枝先が色づいてきたのが見える。ここは標高1500m前後か、小屋周辺より400mほど高い。

 

ここからは横浜の自宅。ベランダは花屋さんの店先のように花いっぱい。芝生の先にあるレンガ囲いの花壇、ホタルブクロがもうすぐ咲きそうだ。自宅号棟周辺は、みどり愛好会会員の私の管理範囲。会所有の手押しの芝刈り機のお陰で、我が家の前だけは芝生らしい姿を何とか保っている。

 

ベランダの手すりに乗せたヒメフウロソウとベルフラワー。両方の花は、植え替えを繰り返すことで何年も買わないで済んでいる。写真背後の隣の芝生、黄花の二股タンポポや奥に見えるチガヤで覆われてしまった。年数回の造園業者による芝刈りだけでは、草の成長に負けてしまう。昔は自治会の呼びかけで全員集合、草取りをしたりその後のお茶などで交流もあったが、住民の高齢化で出来なくなっている。

 

洋ランのギンギアナムも頑張って咲き続けてきたが、花が落ちだしてきた。植え替えをどうするかまだ決めかねている。

 

花の終わったイカリソウだが、観葉植物に負けない葉の姿。シランの後ろにレンゲショウマ、みどりの看板の後ろはユウスゲなど山からの移植組が順調に育っている。

 

ベニバナヤマシャクヤク、こちらも八ヶ岳山麓から移植したもの。3年目だが元気に芽を伸ばし、もう少し大きくなると丸い花芽が見えるかも。根元には新しい芽が顔を出している。北側の窓下、雨降りなので家の中から撮ったもの。横浜の暑い夏を乗り切って生き続ける山野草、何年かで消えてしまうものと悲喜こもごも。ヤマシャクの周りを囲むのはスイセンノウ(酔仙翁)、こちらは実生から生え増えている。