今日(6日)横浜では公立の小中学校で入学式、ソメイヨシノはほぼ散ってしまった。午後からは暖かくなり、20℃を超えそうなところも多くなりそうとの予報。昨日、八ヶ岳山麓に半定住する知人から神代桜満開の便りが届いた。去年より10日ほど遅かったが、「今年も立派なお姿、満開です」お山も本格的な春の訪れが進んでいると。

山高神代桜が満開になっている。山梨・北杜市武川町の実相寺にあるこのエドヒガン桜は天然記念物に指定されている。福島・三春の滝桜や岐阜・淡墨桜とともに日本三大桜と言われており、その中でも樹齢2000年は長兄の風格を醸し出している。弱った根の再生などが施され、毎年良い花を咲かて現在に至る。昨日(5日)撮ったもの。

 

画面右の桜は身延山の枝垂れ桜の子桜、左は神代桜の子桜といっても、どちらも樹齢は40年を超える巨木になっている。

 

実相寺境内の広い庭は一面のスイセン畑になっている。甲斐の名峰、甲斐駒ヶ岳が桜を見守ってくれている。神代桜は写真中央の一段低くなった左側の桜。右には三大桜の滝桜や淡墨桜の子桜も植えられている。

 

カタクリの花。わたしの小屋の庭、前回の便りでは蕾だつたが、知人らが4日山に戻ると咲いていたと。すぐ近くに定住している知人からも「カタクリが咲いていたよ」とメールがあった。枯草ばかりの庭で咲くと、目立つ存在なのかも。3日から4日朝まで降った雪は日差しが昇るとすぐに解けたとか、雪の重みにも耐えてよい花を見てくれた。

 

クリスマスローズ、花の内側の模様や蕊に驚き、こんな花が庭にあったのかと。自然交配した子供のクリスマスローズが周りにも育っていたからなのか、もともと植えられていたのかは定かでないが、1月頃から咲いていたのとは違うのは確か。

 

行者ニンニクがにょきにょき出てきている。天ぷらや炒め物、刻んでの醤油漬けなどで食べる山菜。連休に私が訪れるころでも、日陰では食べられるのが採れそう。

 

こちらは横浜の自宅、ベランダの先に咲く山桜が満開になっている。引っ越してすぐの50年ほど前、山から箸ほどの苗を採り私が植えたもの。後から成木を植えた周辺のソメイヨシノと比べ、秋も遅くまで紅葉の葉を残し元気さはけた違いだ。

 

山桜をアップで見ると、花の散る前に葉がだいぶ伸びてきたのが分かる。この桜の葉は出だしは薄茶系、緑の葉の山桜もある。