今日(27日)の横浜は曇り、朝から雨の予報だったが、降り出しは夜に遅れそう。アメダスを見ると最低気温は22.3℃、最高は26.5℃で昨日より1℃ほど低くなった。台風5号が押し上げてきた梅雨前線の影響なのか、湿度も上がってきた。ここ数日、急に雨が降り出すなど不安定な天候が続いて、梅雨時の大雨にしばらくは要警戒。

フシグロセンノウが咲いた。手前の一輪が昨日、そして奥の二輪が今日開花。猛暑が続く横浜で、何年も生き延びてきたのが不思議なくらいに強い山野草。本来なら山地の薄暗い中、独特のこの蛍光色で登山者を和ませるのだが、ここ街中では咲いているのさえ見過ごされてしまう。

 

エゾカワラナデシコが咲いた。開花して2日目、しっかり開いて山の花らしい姿に。平地のカワラナデシコより花も一回り大きく、色も濃いように思う。この春、山から移植したもの。昨年植えていたものが元気がないことから、リリーフ登板となった。

 

キツリフネの初花。山から運んだ鉢や土に種が入っていたのだろう、他の草に負けない大きさに育ってきた。赤花のツリフネソウもそうだが、種はホウセンカと同じように触るとはじけ飛ぶので、種を採るのが難しい。覆いかぶさっていた葉をどかし、撮った一枚だが、これからはたくさん咲いてくれそうだ。

 

日当たりのよい山地に自生するウツボグサが横浜の庭で咲いている。だいぶ前に八ヶ岳山麓山から移植したものだが、ホタルブクロなどと競いながら生き続けている。

 

ヒメヒオウギスイセンが咲いてきた。花後の始末や増えすぎるのは困るが、目立つ花色でかわいい。

 

ルドベキア・タカオが咲きだした。周りにあるものは花丈が大きくなるので、芯を止めているのだが、この花は小さいので切られるのを免れていた。手前の鉢はイワシャジン、昨秋に実生から育っていたものを鉢に入れ、横浜に持参した、もうすぐ花芽が伸びてくるだろう。