今日(23日)の横浜は快晴、アメダスを見ると最低気温は7.2℃、最高は15.4℃。朝はひんやりだが、日中の気温は上がって明日は20℃越え、各地で気温差が大きいとの予報。いよいよ春本番、昨日は東京で桜が満開になった。行楽地や繁華街などへの人出が増えているとか。緊急事態宣言が21日までで全面解除され、待ちかねたと言わんばかりの様子。東京の目黒川沿いや上野公園など桜の名所は、繰り出す人の波で賑わったが、傍若無人の迷惑行為をする若者らも多かったとか。人ごみの中へ急いで行くことはないだろうにと思うのは、することのない年寄りのたわ言。
今年はコロナで、おうち花見が流行っているとか。ミニ盆栽や桜の切り花を飾って楽しむ人が増えたとも聞く、我が家は今年も窓越しの花見。ベランダの手すりに載っているのは、ヒメフウロソウの鉢植え。正面の桜はヤマザクラ、50年ほど前に山で採った箸ほどのものを植えた。住み始めたころは緑が少なく、管理組合も個人が植えるのを黙認していたが、庭が整備されてきた今は、勝手に植えるのはご法度。
山桜の左にはソメイヨシノが何本も植えられている。2メートルほどの苗木を植えたものだが、30年も経つと枯れ枝が目立ってきた。満開の後、南風が吹くと部屋に花びらが吹きこみ、窓が開けられなくなるのが難点。
満開の山桜にヒヨドリがやってきた。メジロも来ていたが、逃げてしまった。
ヒヨドリが去ると、桜の花びらではなく花がちぎられたようにたくさん落ちている。ベランダの花を啄んだり、ヒヨドリは嫌いだ。
ここからは庭で伸びだした花の芽たち。ユウスゲがたくさん芽を出してきた。昨秋、山の庭にあった株を大きなシャベルで掘り出し、横浜の地に移植したもの。西宮のブログ友の庭でも咲いているので、地植えしたこの地も暑いが咲いてくれるだろう。
イワシャジンも順調に育っている。這えば立て立てば歩めの親心、盛夏の頃に水やりをどうするかをもう心配している。
コウリンカも元気、この分だと早く咲きそう。この鉢も、乾燥に強い植物だが、土の中に深く埋めなくてはならないかも。
このカタクリも昨秋、山から持参したもの、一枚葉ではまだ咲かない。この大鉢で咲いていたのもあったのだが、まだ芽出していない。種もまいてあるので、松の葉のようなのが顔を見せてくれるのを待っている。
この鉢も八ヶ岳山麓から昨秋に持参したもの。ワラビ採りに入った山で見つけたのだが、小さな鉢に植えっぱなしで放置、花も付けなかった。持ち帰る際に大きめの鉢に植え替えたもの、今年は元気そうなので花を見せてくれたら嬉しい。白い花が咲いていたように記憶しているが、写真を撮っていなかったので、名前を知る手掛かりがない。
レンゲツツジ、一昨年に横浜にやってきた。去年は鉢植えでも花をつけてくれ喜んでいたが、夏に長期留守にした際の水切れで葉も半分以上落ち半枯れ。帰宅してすぐに地植えにしたが、花芽はすべて枯れた。しかし、ツツジは生きていた。いま枝の途中から、ぶつぶつと新芽が顔を出してきた。今年は駄目だが、来年は花を見せてくれるだろう。