今日(3日)は立春、暦の上では春なのだが今朝は各地でも冷えた。アメダスを見ると横浜の最低気温は3.2℃、最高は10.8℃で日中は暖かくなった。緊急事態宣言が延長され、巣ごもりがまた強いられる。人ごみの密を避け自然の中に身を、春の兆し探して散歩の時間を午前に早め円海山に。
横浜市といっても郊外、街外れにくると富士山や右の丹沢山塊が見渡せる。今日は雲一つない日本晴れ。一枚目の写真は9時6分に撮った。
円海山からの富士山、この季節、一雨ごとに山の雪が増えていく。都心から見る富士山は頭だけだが、横浜郊外や湘南などからは裾野を曳いた雄大な姿が望める。ここに登ってくる人の中には、山に向かって手を合わせる姿も。]昔から山は信仰の対象にもなっていたので、山頂に社などが造られているところも多い。
左には箱根の連山、右に丹沢の山々を従えての富士山はさすが。標高もそうだが、すべてで格が違う。
山の畑は氷点下になったのだろう、10時過ぎていたが日陰の草むらには霜が残る。
オオイヌノフグリ。日当たりの良い草むら、日差しが出てもなかなか花開いてくれない中で、見つけた春の兆し、大好きな野の花の一つ。
「根ざす地の温(ぬく)みを感じ いちはやく空いろ花咲けり みちばた日なたに」 (木下利玄)
ノゲシは越年草、陽だまりの草むらや道端では冬でもこの花を見かける。
カワヅザクラ、下の方の枝は風当たりも弱いのか、ぼつぼつ咲きだしたが木全体の開花はもう少し先になりそう。三浦海岸の河津桜祭りも中止とか、ソメイヨシノが咲く4月になっても、移動の自粛で自宅に籠るのは御免だな。
円海山から下ってきた坂道の途中にある同じカワヅザクラ、遠くには横浜の中心部ランドマークタワーなども映り込んでいた。
我が家での春の兆しはベランダ。30㌢ほどの鉢ではヒメフウロソウが花を咲かせている。この鉢の中には、いろんな草も同居し越冬して春を待っている。
シンピジューム、開花したので家に取り込んだ。花も綺麗で存在感はあるのだが、場所をとりすぎるのが難点。
ヤエズイセンの切り花。今庭にあり開花しているのはスイセンだけ、切って一週間ほどは家中に良い香りを漂わせてくれる。
窓際でのキッチンガーデン?瓶に刺したサニーレタスの芯、大根。サツマイモは昨秋から生き続けての観葉植物になった。右端はからし菜とか、円海山で畑をしている近所のおばちゃんからの差し入れ、菜の花は食べずに花瓶に生けたが、こちらは食べきれないのでペーパーにくるみ、冷蔵庫ではなく水の張ったボールに。ピンとして、しばらくは青み野菜として食べられそう。