今日(20日)は暦の上では大寒、横浜の最低気温は1.1℃、最高気温は8.8℃と名前の通りに寒い一日となつた。巣ごもりに飽き、自然の中ならコロナ菌も少ないだろうと手前勝手に考え、二宮町の吾妻山公園まで東海道線に乗る小さな旅に出かけた。

菜の花と富士山のコラボ。昨年は来られなかったが、それまでは何度か訪れ白い富士山を望めたのだが、今年は雪がない。今年に入って東京の降雨量は0.5ミリ未満だったと天気予報士の弁、北日本や北陸では豪雪でも、関東に雨が降らないと残念だが富士山に雪は付かない。

 

先日、自宅近くの円海山から眺めた際は少し付いていた雪も、すぐに消えてこの姿に。ここ吾妻山公園は標高136㍍、円海山と同じぐらいの高さ。二宮駅から5分の公園入口から300段の階段を休み休みに登る、例年なら込み合う山頂も今年は流石に空いていた。

 

菜の花畑の下から山頂方面を望む。ベンチや石垣は弁当を広げてくつろぐ人の波が絶えないのだが、今年は寂しい。写真に写りこんでいる屋根は東屋、この前の石垣に写真下の猫がいた。

 

のらを撮るのは岩合光昭さんだが、このニャンコは飼いネコ、傍によって首輪のあることで分かった。

 

石垣でのんびりしていたニャンコ、飼い主に抱かれて公園中央の看板があるベンチに移動していた。カメラを向けると、飼い主が猫の名を呼んで良いポーズをしてくれた。ありがとう、13歳とか。

 

咲きだして大分たつ菜の花、花茎は1メートル近いものもあり、種も出来ているがまだしばらくは見られそう。

 

左の箱根の外輪山、明神・明星や尖った金時山。その奥に白い頂の富士山があれば満点なのだが、自然のなせること致し方ない。

 

南に目を向けると、眼下の国府津から小田原に至る相模湾の彼方に、伊豆の山々が連なる。右は箱根の山並み。

 

マユミがまだ残っていた。メジロの姿も見えたが、しばらく待っても戻ってこなかった。