今日(19日)の大泉町は快晴、最低気温は7.8℃、最高は19.7℃まで上昇、雨風が強い昨日と比べて10℃も高い初夏の陽気となった。新型コロナの影響で人の営みは想定外を強いられるこの頃だが、自然のサイクルは一歩前進、たまに二歩後退もあるものの、山は新緑へと確かな歩みを続けている。
平沢峠から八ヶ岳を望む。数日前の雪で頂や山麓にもたっぷりの雪が残って、良い姿を見ることができた。駐車場は飯盛山へのハイカーらの車がいっぱいだった。
小屋の下から望む今朝の南アルプスの山々。左から鳳凰三山、奥に頭を覗かせる北岳、アサヨ峰、どっしりとした甲斐駒ヶ岳、右端の鋸岳が勢ぞろい。
小屋の周辺で咲いているのはフジザクラ。下向きの小さな花が咲きだすと、カラマツの芽吹きも始まり、待望の新緑の季節がやってくる。
庭ではカタクリが花盛り。同じカタクリでも、今咲いているのは晩生。4月初めに咲いていた株たちは、すでに種を膨らませていた。
イカリソウが咲きだした。昨日、雨の上がった夕方に撮ったもの。
山仲間から頂いたカンアオイ?石に囲まれた場所が気に入ったのか、今頃が一番目立つ存在。この後に周辺に草花が覆いかぶさると、花も目立たないので忘れ去られてしまう。
コケがブームと聞いたことがあったが、我が家のスギゴケはハッポースチロールの箱が住み処。乾燥と寒さ防止のために寒冷紗をかけての冬越しが実って、もっこりと盛り上がってきた。
サンカヨウの芽出し。すでに花芽を付け、大きな葉は折りたたんで、アスパラのように太い茎がぐんぐんと伸びてくる。近くのシラネアオイも、冬眠から目覚めて顔を出し、今年も生きていた証が確認できてうれしい春。
ギヨウジャニンニク。我が家の庭からはみ出し、隣の空き地はニンニク畑。はみ出したのではなく、本当は勝手に種をまいたのだ。醤油漬けやてんぷら、炒め物など好きな人には差し上げている。