今日(3日)の大泉町は快晴、アメダスを見ると最低気温は3.3℃と暖かな朝、昨日の雨の後なので暖気が残っていた。しかし最高は10.2℃と上がらなかったのは、寒気が入りだしたから。

北西の風が梢を揺らし、わずかに残ったミズナラやカラマツの葉を飛ばしてしまった。寒気が居座り冬型が続くとか、6日にかけて北海道や日本海側は大雪や吹雪に警戒。週末は関東の平野部でも雪が降る可能性があるとの予報が出ている。

寒気が入ってきたのは、マリンブルーの空の色を見ても分かる。青空にシラカバの白い幹が映える。「からまつの林を過ぎて、からまつをしみじみと見き、からまつはさびしかりけり、たびゆくはさびしかりけり。」(北原白秋)

 

強い季節風が山の梢を揺する。右に聳える甲斐駒ヶ岳には信州側から流れてくる雪雲が終日かかっていた。小屋脇で13時に撮ったもの。

 

上の写真と同じ小屋脇から17時に撮ったもの。真っ赤な夕焼け空を期待したが、今日はこれが限度。この景色を次に眺められるのはいつになるか、明日からは山ともしばしの別れ。

左に北岳、中央はアサヨ峰、右は甲斐駒。

 

写真を追加 4日の朝6時45分に同じ小屋脇から北岳&甲斐駒を撮った。