今日の北杜市・大泉町は冷えた。アメダスを見ると最低気温は-5.1℃、山中湖よりも低い気温に驚く。最高気温は6.8℃までしか上がらず、1月ごろの気温だったとか。久しぶりの快晴、周辺の山に纏わりついていた雪雲もとれ、小屋傍から雪の付いた甲斐駒が望めた。。「雪が来た」が「昼が来た」になっては雪も消えてしまう。というわけで、朝飯を食べたら直ぐに山を撮りに出歩いてきた。
平沢峠からの八ヶ岳、全景を眺められるビューポイント。飯盛山の登山口なのだが、山を登らない日でも来てしまう。主峰・赤岳の下にあるサンメドウズ清里スキー場、まだゲレンデでは雪づくりはしていないようだ。
この寒さは明日までとか、今日は日中も寒かったが、南東面に付いた雪は日曜にはほぼ消えてしまうだろう。
八ヶ岳高原大橋脇から撮った八ヶ岳。南から写したものなので、平沢峠から望める横岳な ど が少ししか見えない。ここで2~3枚撮ってから平沢峠へ向かった。
八ヶ岳高原大橋から望む富士山、午前は逆光になるので、雪の
付いた姿がよく撮れなかった。
甲斐小泉駅近くから望む南アルプス。左から鳳凰三山、中央に北岳、雲の湧いているのがアサヨ峰、山梨の名峰・甲斐駒ヶ岳などが久しぶりに顔を見せてくれた。
6時50分、小屋脇から撮った左の北岳と甲斐駒ヶ岳、中央はアサヨ峰。カーテンを開けると頂が赤く染まっていたが、着替えて外に出るころには消えてしまった、早起きしないとだめだ。
小屋の前の道路。ドウダンツツジも色あせ、ミズナラなどの葉も
残りわずかとなった。
庭に残る紅葉はフウロソウの洋種・ゲラニウム、最後の輝きを
見せてくれた。
箱に入れてあるスギゴケ、緑色を維持し寒さに耐えているが、
氷点下が続けば上部は枯れてしまうだろう。コケマニアが見たら
嘆くだろう。写真を撮った後、防寒や乾燥を防ぐために寒冷紗を
掛けた。
ブルベリーも紅葉の葉を残していた。
写真を撮りに出発したのは9時30分だつたが、気温はまだ氷点下3度。ウインドウには霜の描いた模様、自然が作る一時のデザインに見とれてしまった。