今日(20日)の大泉町、朝から雨が降ったり日差しが出たりを繰り返す不安定な天候。アメダスを見ると、最低気温は20.7℃、最高は27.4℃と過ごし易くなった。お盆休みが終わって、山に残るは我一人で小屋も静かになった。厳しい暑さも一段落、早くも秋雨前線?らしきものが現れて、今週は列島各地ともお天気は悪そう。夏休みも残りは少なくなり、山での子供らの歓声を聞く機会も減少。太平洋高気圧が弱まりを見せると、秋の風も吹いてくる頃も近い。
アキノキリンソウが咲きだした。庭に植えたものではないが自然に咲いてくれる。初夏に花茎を半分ほどに切り詰めての切り戻し、倒れるのを防いでいる。
マルバダケブキが良い花を見せている。大きな黄花、葉も大きいので狭い庭に不向き、しかし生育場所を確保し周辺への拡大を狙っている。
ツリフネソウが咲きだした。花の後ろにある距が巻いている。ホウセンカ
と同じ仲間、実が熟すと種を飛ばす。
キツリフネ、赤いツリフネソウが咲きだすとバトンを渡して花期を終える。
オタカラコウが花を咲かせ始めた。日当たりの悪い小屋の北側、エンレイソウやサンカヨウが生育地を独占する中で、隅っこで生きてきた。春先に花を終えた山野草らに変わり、これからがこの花の出番。
アサマフウロは、赤い花色でも分かるとおり暑いほど元気なフウロソウ。
コマツナギ。駒を繋げるほどに丈夫だというのでこの名前に。葉はハギに似る。
ヒメトラノオが涼しげな花穂を伸ばしている。
伸びすぎてのたうつツリガネニンジン、オレンジのフシグロセンノウなど、狭い坪庭で肩を寄せ合いしながらの百花繚乱、去りゆく夏を惜しんでいるかのようだ。
勝手に花畑にしている隣の空き地、なぜかこの半野良?「にゃんこ」のお気に入り場所に。
朱色の花はフシグロセンノウ、黄花はルドベキア・タカオ。