今日(8日)の天気は気まぐれ、晴れから雨の繰り返し。昨日は梅雨入りらしい本格的な雨降り。しかし、梅雨前線の雨ではないというから、ややこしい。不安定な空模様はここ数日続くとの予報。ほどほどの雨は天からの恵み、庭の植物たちも日ごとに大きくなる。

ハルジオンが道端でよい花を見せていた。山地なので今頃に咲くこの花、今でこそ雑草扱いだが渡来したころは観賞用。ピンク色の蕾が垂れ下がるのが特徴、この後に咲きだすヒメジョオンは蕾は垂れ下がらずに上を向く。

グンナイフウロは今が盛り、雨が無い時は花もシワシワになっていたが、雨のお陰で元気を取り戻した。

ウツギが満開。♪卯の花の匂う垣根に、ホトトギス早も来鳴きて・・・この「夏は来ぬ」を歌えるのは年寄りばかり。「トウキョウトッキョキョカキョク」ホトトギスの鳴き声が数日前から聞こえている。空木の字の通り、この木の幹の中心は空だ。

キバナノヤマオダマキが花盛り。柵の外に飛び出して、通りがかりの鹿に食べられてしまうのを心配していたが、今年はまだ食害なし。

ニツコウキスゲは一日花、次々と咲き続けている。

ヒオウギアヤメ、野原に咲くアヤメと比べると葉の幅が広く、扇を広げたようなのでこの名になったのだろう。何の種かも分からずに山で採り、蒔いたのが育って咲くようになったもの。

フタマタイチゲが咲きだした。この花は生育旺盛、庭のいたるところに進出、可哀想だが毟られている