今日(5日)は美し森へクリンソウを観に出かけた。天気は高曇りだが、午後からは関東甲信にも寒気が入り、雷雨などで荒れるとの予報。出発を早めて雷雨前には帰ることにしたが、嬉しいことに予報は外れた。アメダスを見ると大泉町の最低気温は14.7℃、最高は24.6℃薄日も漏れる爽やかな一日。山頂近くで湯を沸かし、作っていただいた弁当を広げての楽しいランチ、山で飲むコーヒーはこれまた格別の味。明日は猛暑とか、梅雨入り前の貴重な晴れ間になりそうだ。

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トウゴクミツバツツジが新緑の梢の中、楚々と咲いている。庭で5月の連休前に咲いていたミツバツツジと違い、こちらは花期も遅く標高も高い所に生育する。雄蕊がミツバツツジの倍、10本あるので同定できる。

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ニリンソウが見頃だった。美し森の展望台から5分ほど下った湿地に流れ込む小さな小川沿い、足元に広がる小さな花園に息をのみ、前に進むことも躊躇してしまう。

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クリンソウは咲きだしたばかりだった。

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イブキジャコウソウを見つけた。日本のタイム、美し森の山頂近くで咲いていた。八ヶ岳の稜線や霧ヶ峰の車山などにも咲いている、生育範囲の広さに驚いた。

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レンゲツツジは咲きだしたばかり。美し森は標高が1542㍍、厳しい寒さに耐えての色は濃く、花にも力強さが満ちている。

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久しぶりに眺めた主峰の赤岳や右に連なる横岳、谷筋には少しだが雪が残る。手前に写るレンゲツツジはまだ蕾。

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帰りに立ち寄った赤い橋。昨夏の豪雨で道路が崩落、八ヶ岳高原ラインが半年近い通行止めだったこともあって、ビューポイントのこの地を訪れるのは久しぶり。橋の耐震工事も終わり、塗りなおした赤色が新緑に映える。