今日(17日)は曇り、アメダスを見ると大泉町の最低気温は5.1℃、昨日より5度も高かったが、最高気温は日差しが無いので15℃に届きそうにない。北海道・帯広の最高気温は沖縄よりも高いとの予報、南からの暖気が迂回してなせる異常気象、一日の気温差が20℃もあるとか、衣服での調節も大変だ。

カタクリが満開。早咲きのものはすでに花を終えているが、主力のカタクリは今が花盛り。一週間前には大雪に見舞われたが、何らの影響もない山の花、寒さには強い。

咲きだしの花は下向きだが、盛りになると花びらを反らしているのは、虫へのアピール競争をしているのかも。

カタクリの子供達も芽を出してきた。親には似ない、松葉のような先に種の殻を載せひょろひょろと立ち上がっている。2年生は小さな長楕円形、この写真の中にもある。

カタクリの集団から離れた石の周りにも一輪、その足元からもカタクリの子らが。蟻は種を巣に運び、食べ残した半分を外に捨てる。種の半分を蟻に与えて、本体を遠くに拡散させる。これは種を守るカタクリの知恵か?

シラネアオイが芽を出してきた。霜注意報も度々出るころなので、寒冷紗の屋根が作ってある。南に移した半部の株は、成長が早い。真夏の葉焼けも心配して、日除けもかねてのこと。

サンカヨウの子供。プランターで育ち4年目、そろそろ本植えと思っていた矢先の大雪。屋根から落ちた落雪に埋まり、曲がってしまったが、数日後には元通りの真っ直ぐに。屋根を葺き替えたが、雪が滑り落ちることを考えていなかった。小屋の周りで、何か所も大量の落雪があったが、地植えのものに被害はなかった。

マンサクが満開。春一番に咲くことで、まんず咲くことからこの名になったとか。花びらの形が、紙を切り刻んだようで面白い。こちらは山のものではなく、ご近所の庭木として植えてあるもの。

スミレの花。石垣にへばりついて、健気に咲いていた。

小屋の入り口前の狭いスペース、部屋にあった花らを外に出したことで賑やかに。火鉢の中ではイワカガミが冬を越えての元気な姿、イワシャジンの芽も顔を覗かせて来た。