「寝ている間に雪が降り出して、朝、目が覚めたら外は一面の銀世界!思わず心が震えます」と語ったターシャ・テューダー(『思うとおりに歩めばいいのよ』)に共感した今朝の雪。関東各地で今年一番の強い雨、春の嵐は今季一番の雪を山麓に降らせた。今日(11日)大泉町の最低気温は0.3℃、最高は15℃を超える予報。8年前の大震災のあの日、小屋が壊れるかと思うほどに揺れた。8年前の日記を見返すと、当時は-5℃と寒かったこと、車載テレビのニュースに胸を痛めながら午前2時過ぎに、普段の倍以上の時間がかかって横浜に戻ったことなどを思い出す。犠牲者への鎮魂、祈るしか出来なかったが、いつどこで起きてもおかしくない地震への備え、まずは己の身を守ることに万全を期したいと思う。

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普段は朝寝坊なのだが、今日は7時前には外へ出て写真を撮る。積雪は20㌢程の重たい雪、車の轍が無いのは、小屋脇の道は結構な坂道。8時過ぎ食事をしていると車の音、覗くと立ち往生している車、知人なので外に出ての救援作業。聞くと上に住む一人暮らしの年寄りを、病院に送迎するために登ってきたとか、スバルの四駆だったが諦めて戻って行った。

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庭にも久しぶりの積雪、屋根を葺き替えたので雪は、日差しが出るとすぐに滑り落ちてしまったが、下を通るのは危ない。

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昼前には天気も回復、風は強いものの青空も広がる。小屋脇からいつも望む甲斐駒などは、2時過ぎても雲が取れなかった。

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シクラメンは今が花盛り、10年以上も生き延びているのは、真冬は横浜、春になれば山で育つ環境が適しているから。もちろん、植え替えなどの管理を私がしているのだが、8日に山へ戻る際、家では邪魔になるからと持たされてきた。赤・白の花が咲く小さい鉢は、同じ花の親の子供ら。