「光の春」という言葉を今朝(17日)、気象予報士の南さんが話していた。日脚がずいぶん伸びた2月の半ばのちょうど今頃、光が春を先取りしたようにきらめく。余寒厳しい中にも、どこか春の訪れが近いことが感じられる、日の出もだいぶ早くなってきた。今日の大泉町、アメダスを見ると最低気温は-4.5℃、最高は6.5℃。明日は移動性の高気圧に覆われ、全国的に晴れるとの予報。朝晩と昼間の気温差が大きい季節の変わり目、週間天気予報に傘のマークが幾つも見られるのも春の兆し。

ヤママユの繭を拾った。ヤママユ(天蚕)は日本在来の代表的な野蚕、コナラなどの葉を食べて繭を作るのだが、高い木の枝先でどんな暮らしをしているかは、正直分からない、たまにヤママユの蛾を見ることはあった。ここ数日、散歩の途中で黄色い繭を見つけて拾い出したら、その気になって探すと落ちている。しかし、この繭をどうするか。ネットで調べると糸を紡ぎだすまでの工程も大変、繭玉飾りで今年も終わりそう。

今朝8時頃の甲斐駒ケ岳、小屋の脇から撮ったもの、尾根筋に雪はあるが山麓は八ヶ岳などと同じように雪は少ない。数日前のローカルニュース、富士山も雪が少ないので富士吉田から農鳥の雪形が早くも見られたとか。この雪形を見て、農作業の目安にしたというが今年は参考にならない。

左の北岳と右のアサヨ峰、そして甲斐駒を入れて撮ったもの。北岳を外すという選択はなかなか出来ない。

小屋裏の木立を見上げると、空の色はウルトラマリンブルーだ。

玄関わき、フクジュソウが顔を出しているのを見つけた。

プリムラマラコイデスが生きている。ビニールで囲った暖房などは無く、風だけを遮る小さな温室。南の軒下なので日差しはあるものの、夜は氷点下の世界、でもこの植物は寒さに強い。

トマトが育った腐葉土の袋、鉢代わりのこの残土から芽を出したプリムラの子ら。トマトが生育しているとき、プリムラの種を付けた枯れ花をしごいておいたもの。外に置いたらしもげてしまうので、温室の下段に押し込んで置いたら、小さいながらも咲いている。