今日(28日)は全国的な晴れ。昨日までの暖かな朝から一転、今朝は冷え込んだ。アメダスを見ると、大泉町の最低気温は4.2℃、日中は気温が上がり最高は16.2℃。ちなみに隣のアメダス観測点・長野県野辺山の最低気温は氷点下2.8℃には驚く。紅葉の進みを助ける雨も降ったことで、八ヶ岳周辺の紅葉は一気に加速してきた。

今日は野辺山の先にある南相木ダムへ。カラマツの紅葉が大泉周辺より早いこともあり、天気の良い日には毎年このダム湖を訪れている。途中で昼飯を食べ紅葉を見ながらの2時間のウォークは、高齢者にはちょうど良い散策、帰りは下の滝見の湯に入るのが定番、もちろん今日も温泉に浸ってきた。

黄金色に輝くカラマツ林、太陽光の恵みが無いとこの色には出会えないが、今日は幸い天候に恵まれた。

ダム下の谷筋は紅葉に適した環境。ミズナラやカエデがカラマツを抑えて良い色を見せていた。

このダムは東電の揚水ダム、夜間の余った電力で下のダムから水を揚げ、需要の多い昼間に水を落として発電する仕組み。これも、原発が動いていればのことで作られたのだろうが、原発が止っている今はどうなのだろうか。遠くに見えるのが八ヶ岳の山並み。

ダム湖周辺には東屋などが何か所も整備され、東電の懐が豊かな頃が偲ばれる。ここは日本のダムの中で最も標高の高い1512㍍の位置に作られている。

ロックフイルダムに運び込まれた石は、いかほどなのか素人には想像もつかない。工事の100トンダンプ?のタイヤ。ダムから少し下ったところに、御巣鷹山トンネルがある。群馬側からの工事用に使われたのだろうが、今は鉄柵で締め切られている。

昨日(27日)の富士見高原からの富士山。山麓の紅葉も進んできた。

編笠山の紅葉。山腹のカラマツも見頃になっている。左の頂は西岳。

富士見高原のシラカバ、まだ黄色い葉を残していた。

ハロインカボチャの加工体験会をやっていた。原村の実践農業大学構内で開かれた「八ヶ岳まるごと収穫祭」に参加(27日)したのだが、カボチャを買っただけ、加工もしないで持ち帰り、いまだ玄関外に置いてある。