今日(24日)は昨夜の雨も朝までには上がって、天候の回復は早く快晴となった。気温は関東各地とも昨日より5℃近く高く、大泉町もアメダスを見ると最低は9.6℃、最高は21.2℃と過ごし易い一日となった。ここ数日の冷え込みで、小屋周辺の木々も紅葉が始まり山は明るくなってきた。安定した晴れは長続きしないが、明日も良い天気、朝晩の気温差があるとの予報が出ている。

赤岳。22日、草津に向かう朝に八ヶ岳高原大橋から撮ったもの。山麓のカラマツの紅葉はまだまだだが、赤岳は名の通りに赤い。数日前に甲斐駒ケ岳の初冠雪が発表されたが、八ヶ岳の冠雪はあったのだろうか、まだ聞いていないね、南東斜面には雪のかけらも見えない。八ヶ岳が雪化粧するのは11月の後半になるのだろう。

川俣川に架かる赤い橋。23日、草津からの帰りに八ヶ岳高原ラインの紅葉のポイントに立ち寄る。雲が出て八ヶ岳の頂は望めなかったが、渓谷周辺は見頃となっていた。この道路、先日の台風による土砂崩落などで、天女山の信号から小淵沢方面は通行止めが続いている。

ぶどう峠は群馬から長野への県境、地元の人以外にここを通る観光客はめったにいない。山岳道路だが舗装も良く安全な道路。草津からの帰路、軽井沢から下仁田に出て、過疎で有名になった南牧村から御巣鷹山登山口のある上野村を通り、長野県の北相木村へ出て野辺山から山梨。大泉に戻るには遠回りだが道の駅をはしご、色づいてきた山を眺めてのんびり帰ってきた。写真は標高1300㍍ほどのところ、頂などの上部はガスに隠れてしまった。尾根の途中で御巣鷹山が望めるのだが、雲が出て今日は無理だ。

小屋側のモミジ&カラマツとシラカバ。

庭のサラサドウダンツツジ、良い色に染まってきた。

ナナカマドの葉は、高山のように真っ赤になることはない。実は赤く色づいてきた。

天狗山リフトに乗って草津の街を見渡す。横浜から山に戻った翌日に草津の湯に。リフトは土・日・月が運行されていて、着いた22日が月曜日、乗れてラッキーだった。スキーを始めたばかりの頃、ここから下る天狗の壁、初心者には絶壁のように感じたことを思い出した。

草津周辺山、八ヶ岳周辺より紅葉の訪れも早い。群馬と山梨では緯度を見ても、草津はだいぶ北に位置する。

富士山も雪化粧に映えている。21日、御殿場の街中を外れた田んぼ道から撮ったもの。混雑を避けて裏道を通り、反対側の山梨・北杜市へ。山中湖、西湖、精進湖を眺めての小さな旅。紅葉は台風の風にもまれたのか、例年より色の出が悪い。