今日(25日)は久しぶりに青空が顔を出し、一週間ぶりの山になっていた洗濯を干し終えてほっと一息。横浜の老頭児(ロートル)山仲間が所有する蓼科の会員制リゾートホテルを基地に、21日からの3日間を北八ッ周辺で遊んできた。本来の目的は蓼科山を登る予定、しかし体調不良で途中で撤退。無理してピークに至っても、帰路に救援要請などする羽目になつたら一大事、この歳になって無理する必要はない。台風20号の上陸した23日、遠く離れた山梨の地も午後から雨が降り出した。小淵沢駅から14時36分発のあずさで帰った知人は、17時過ぎには横浜の自宅に帰り着いたとのこと、夕方には大月周辺での豪雨で中央線はストップ、間一髪で足止めを免れたのは幸いだった。

八ヶ岳の山と言えば、吉永さんのコマーシャルにもある苔の山。北八ッの白駒池周辺は人気で、夏や紅葉の秋は駐車場に入るのが大変で大渋滞。写真は蓼科山登山口の7合目から入って登ってきた1900㍍付近で撮ったもの、このあたりから傾斜もきつくなり、目の高さに苔が目に入る。

今は苔ブームとか、これは人気のスギゴケかな?苔を苗床にして、マイヅルソウやシラビソが芽を出し育っている。白い点は、写真の右下+をクリックして拡大してみると苔の花なのが分かります。花は今は開いていません。

アキノキリンソウ&ヤマハハコ。山は秋の気配、蓼科山の山麓・女神池近くで撮ったもの。

コウリンカが咲いていた。花も終わりに近いようだったが、何とか良い花を見つけた。いつ見てもこの花の花びらの欠けたような付き方は面白い。

ススキも穂を出してきた、八千穂高原の白樺林で。

マルバダケブキが沢山咲いている。ここは野辺山の先にある「八ヶ岳高原ロッジ」の「ヒュッテ」そば。夏だけ臨時営業の赤坂離宮でのランチに遠征、このリゾート地の周辺道路際に、あちこちとダケブキを配置しているのは憎いね。

オトギリソウを見つけた。

ハンゴンソウもピークは過ぎたが、なんのまだよい花です。

ビーナスラインの蓼科・女の神展望台から望む八ヶ岳連峰。

茅野市北山「指北庵」でランチ。NHKのEテレ「ふるカフェ系ハルさんの休日」を観た知人が寄りたいとのこと、一日のお客は16人で終わりと知り、前日に予約して正解だった。築100年の養蚕農家の建物をリホーム、共に教師だったご夫妻の手になる田舎料理、作った奥様の料理の説明も嬉しい。凍み豆腐、おはぎ、青大豆の豆腐、八ヶ岳や霧ヶ峰の湧水に恵まれた茅野・米沢地区の高島藩献上米のご飯・・・。縄文土器に囲まれた癒しの空間、これで800円とは安いです。