南岸低気圧の引き込んだ寒気、八ヶ岳山麓にも久しぶりの大雪をもたらした。今日(23日)は雪も止んで、朝から薄日も出て気温も上がる。アメダスによると大泉の最低気温は-7.1℃、最高は3℃と真冬日を脱出。朝飯後に駐車場や車の雪下ろしを終えると、デジカメを持って周辺の様子を見に出かけた。山の天気は急変する、薄日が漏れていた八ヶ岳山麓の天気も、午後には横なぐりの雪、強い寒気がまた入ってきたようだ。

八ヶ岳高原大橋から八ヶ岳を望むものの、頂は雪雲の中。眼下の川俣川渓谷は久しぶりの雪景色、これで冬らしい装いは整った。

八ヶ岳高原大橋の背景には、甲斐駒ケ岳や北岳などが見えるのだが、今日は無理でした。

山を眺めた後、柳生さんの八ヶ岳倶楽部前を通り天女山入り口の信号を左折、八ヶ岳高原ラインを小淵沢方向へ下る。この周辺は良く除雪がされていた。2014年の豪雪で陸の孤島となった山梨、その教訓が素早い対応となって生きているようだ。あの時は、新潟県からも除雪車の応援を頂いたのを思い出す。

八ヶ岳高原ラインから林道に入る。この道は除雪車が入らないので新雪がそのまま、この地をよく知った方の轍の後がしっかり残っている、対向車が来たら厄介。ここは小屋からサンメドウズスキー場への近道、偵察で通ってみたが、今は軽い雪もこの後の冷え込みで凍結すると、通行は難儀しそう。車の中から撮ったもの。

積雪は25~30㌢ほど、東京などと変わらない。雪の降り出しは昼過ぎてからだったが、地面が冷えているので、すぐに道路も車も白一色に覆われた。我が家の駐車場は坂なので、冬は来ないお隣の裏を拝借、臨時の駐車スペースにしている。

甲斐駒ケ岳の山裾を朝霧が流れていく。小屋の脇で撮ったのは、18日に横浜へ帰る朝の7時過ぎ。この霧は陽が昇るとともに消えてしまった。