1月頃の強い寒波がやってきた。冬型の気圧配置で強い風が吹き荒れ、冬木立が揺すられ音を立てている。日本海側では大雪や強風が続いているとか、この寒さはしばらく続くとの予報。アメダスを見ると今朝の大泉町の最低気温は-3.7℃、最高は2.5℃と真冬日に近い。大泉のアメダス観測点は標高が867㍍、私の小屋は標高が1150㍍と山の中を考えると、2~3℃は低くなって当然で真冬日だ。

午後2時、外の寒暖計は0℃、小屋の前から南アルプス方向を撮った。晴れていれば雪の甲斐駒などが木の間越しに望めるのだが、吹雪いているのか乳白色の雪雲に終日覆われて頂を見ることはできない。背後の八ヶ岳も雪雲、晴れているのに雪が舞ってくる。

朝起き外を覗くと一面の雪。『寝ている間に雪が降りだして、朝、目が覚めたら外は一面の銀世界!思わず心が震えます』と「ターシャ・テューダー」は言ったが、雪はすべてを覆いつくしてしまう。今朝はもう少し積雪が欲しかった。

道路や車も薄化粧。気温が低いので雪はさらさらして、玄関回りなどは箒で払うと簡単に除くことが出来た。この緩い坂道、凍ると登れない車がこれから多くなる。