本格的な冬が訪れた。今朝(17日)の大泉町の最低気温、アメダスによると-1.3℃と氷点下を記録した。甲府の最低気温は1.2℃で、初氷が観測されたという。東京の最低気温も5.5℃と真冬の寒さ、寒気の流入により各地で今季一番の冷え込み。庭の花たちはすでに葉を落とし、越冬準備を整えている。小屋の冬ごもり対策はもちろんなのだが、雪が降る前の今日、冬用タイヤに交換しやれやれ一安心だ。

八ヶ岳高原大橋から望む八ヶ岳。南アルプスなどと比べると冠雪は遅いのだが、数日来の雨が山では雪になったのだろう。そういえば、雪化粧の消えた富士山も、優雅な白いドレス姿に変身していた。写真、眼下の川俣川渓谷の木々も葉を落とし、日当たりの良いカラマツの残照だけが晩秋の色を残していた。

今朝(17日)の8時、小屋の脇から撮った南アルプス、右の甲斐駒ケ岳と左の北岳。木々が葉を落とし山に雪が付くと、朝日に輝く南アルプスの山並みが小屋の中からも望めるようになる。

甲斐駒ケ岳、山梨に住む人たちにとっては自慢の山。信州・伊那側の人たちはこの山を東駒と呼ぶ、それは中央アルプスの木曽駒ケ岳があり、対比して西駒と呼ぶからかも。

北岳は3193㍍、日本第2の標高を誇る。サメの背びれのような山容が特徴、鳳凰三山や甲斐駒など南アルプス前衛の山並みの、谷を越えた奥に聳えている。

小屋裏のカラマツやシラカバは葉を落とし淋しくなった。