暦の上では立冬(7日)を過ぎたが、暖かな日が続いた。雨の後の明日からは、一転して西高東低・冬型の気圧配置になるという。今日(8日)の大泉町、アメダスによると最低気温は9.2℃と高い。南風が入ったことでストーブも必要なかったが、日中の最高気温は12.1℃と日差しが無いぶん肌寒い一日。冬型が強まれば、季節は前進して山の紅葉は一気に散ってしまう。

甲州百目柿、今年も柿を見たらつい買ってしまった。百目は本来の百匁(約400g)からの名前と思うのだが、売り場の表記や箱の記載は今様に統一されている。柿を干したら、冷えてくれないとカビが出ちゃう、北風吹いてくれ。

今年の柿は不作とか。天候不順と台風の追い打ちで、枯露柿は2割減産になるだろうと言われている。

今年は16個を吊るした。大玉は枯露柿になるまで一月半もかかるので、中玉を選んだ。山にいるときは陽の当たる場所に、留守の時には雨の当たらない奥へ。少しの柿だが、途中での揉みだしなども楽しみにしている。

富士見町・創造の森から望む編笠山。山頂は雲の中だが、中腹のカラマツ林は紅葉真っ盛り。今、八ヶ岳の山麓を遠くから眺めると、山火事のように赤茶色に変身している。

同じ場所から富士山方向を望む。創造の森展望台は標高1420㍍、自動運転のカートに乗っての楽ちん登山。残念ながら南アルプスや北アルプスは雲の中、靄っている甲府盆地の先に富士山が望めたが、雪化粧は消えていた。

カラマツは淋しかりけり。南相木ダム(上野村・御巣鷹山の信州側)で遊んだ帰りに撮った一枚、標高が高い所でのカラマツの紅葉は、枯れ枝ばかりが目立つようになってきた。