季節外れの大型台風21号が去って、昨日(23日)は台風一過の晴天となったが今日は高曇り、薄日も時折射すのだが肌寒い。アメダスを見ると、大泉町の最低気温は5.1℃、最高は13.3℃で11月頃の陽気。小屋の周りにある雑木も色づき始め、日ごとに秋の深まりを知らされる。

小屋の脇から南アルプスの北岳と左の鳳凰三山、尖った岩峰の地蔵岳のオベリスク(プロフィールにある紅葉の山)が望めた。富士山の初冠雪が昨日のニュースで伝えられていたが、北岳には雲が一部懸かって、雪らしい白いものが付いているように見えた。甲斐駒は頂が雲に隠れて、冠雪は確認できない。

庭のカエデやナナカマド、早いものは良い紅葉を見せているが、まだ青い葉のものと個体差は様々だ。

サラサドウダンツツジ、いち早く良い色を見せ、普通のドウダンツツジとは違う紅葉をアピールしている。

イワシャジン、台風の風雨にも負けない細い花茎で花は残ってくれた。

散歩の途中でキノコを採った。入れ物がないので、笹を折ってキノコの茎を挿す。チダケサシという名の山野草があるが、チダケというキノコを挿すのに適したからとか。この日はハナイグチやチャナメツムタケを採った。

クリタケも採った。朽ちた栗の木の根元や切株から生えるが、名前の通りキノコの表面は栗そっくりだ。

シクラメン、夏越しのために山に持参して植え替えをしている。もう何年たったか忘れる程に長生きているが、咲く時季の調整はできないのでもう咲きだした。葉が大きくなりすぎ、花芽が伸びてくるのに邪魔になるのが気がかりだ。