今日(10日)も秋の空が広がり、風も爽やかだ。気象予報で、「厚手のものも良く乾くでしょう」という言葉を久しぶりに聞いた。朝の気温はアメダスを見ると16.9℃で、平年よりは少し高い。日中は夏日の気温になるとのことだが、この時季になれば暑さは気にならなくなってきた。明日、明後日と天気は下り坂とか。今日は衣替えなど、主夫をしっかり務めるつもり。昨日、久しぶりに観音平まで出かけた。土曜日とあって駐車場は、編笠山登山者の駐車する車で溢れ、路上駐車が100㍍ほどで交互の通行に難儀する。そんなことを想定して、昼を食べてからゆっくり出かけた。到着は2時頃、帰る車もあって駐車場に空きがある。キノコや山ブドウなどの下見をかねて山に入る。目指すキノコには出会えなかったが、サルナシが沢山生っているのを見つけた。試しに実を採り割ってみた、キウイの原種に近いのだが中は白い。採るのはあと半月先か、それまで残っているかは神頼みしかない。

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観音平の帰りに三分一湧水下の田んぼに出かけ、山を眺めて来た。休耕田の多かった田が一面のソバ畑、誰か仕掛けた人がいるのだろうが遊ばせておくのはもったいない。八ヶ岳山麓のここ山梨側と、ぐるっと回った信州・富士見町や原村はソバの産地。今年最後の秋ソバが収穫されるのは、紅葉と木枯らしがやってくる頃になる。左に編笠山、真ん中が権現岳、右端に三ツ頭が揃って頂を見せてくれた。

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同じ場所から南の方向を撮る。ここは大泉町ではなく、長坂町の小荒間。富士山が良く見えるので富士見台とも呼ばれているが、写真の真ん中奥に聳える富士山は雲の中、帰り際に頂らしき姿が少し望めた。甲府盆地を望むこの田んぼ、見渡す限りのソバ畑になってしまった。

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南アルプスを望むこの一角、稲穂も頭を垂れて実りの秋が近いことを教えてくれた。

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レンゲショウマが庭で咲いた。葉が萎れて丸い蕾だけが残っていたが、強い生命力で花を見せてくれた。木の下なら良いだろうと、移植して2年目になるがここも適地ではなさそうだ。

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シュウメイギクの開花。この花が庭を彩り始めると、名前の通り秋になったと実感する。

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ツリフネソウが元気で、空き地を占領し咲いている。

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庭の一角では、アサマフウロとノギクのコラボ。このフウロソウは開花期が長く、花にも勢いがある。秋に入るとこの名も知らぬノギク、毟られてもめげずに花を付け存在感を示す。