今日(15日)は全国的に雨、盛夏だというのに東北では冷夏の心配も出ているという。大泉町の気温、アメダスによると最低は20.5℃、最高は21.6℃と朝から上がらなく肌寒い。Uターンラッシュも峠を越えて、高速道路の渋滞もそろそろ緩和されるだろう。山の中も雨のせいか、静かになってきた。暦の上では立秋を過ぎたとはいえ、暑さはまだまだ続く。涼しさの後に来る猛暑、鈍らになった体には堪えそうだ。

タマゴタケを採った。甲斐大泉駅前のパノラマ市場、この産直の店にこのキノコが売られているのは知っていた。雨が続く天気、山に出かけることも叶わず、夕方、小屋周辺を散歩中に見つけたのがタマゴタケ。傘の大きなものは、フキの葉っぱに載せて持ち帰る間に割れてしまった。いつも出るポイントにも出向いて、今夜のおかず分を確保した。食べるのは簡単、バターで炒めるだけのシンプルレシピ。

タマゴタケをまたゲット、このキノコは昨日の午後に採ったもの。前日は薄暗くなっていたので見落としもあり、採った周辺を念入りに探索。ありました、既に手遅れな老菌や卵から顔を出したばかりの真っ赤な幼菌などを見つけた。初夏から秋にかけて発生するこのキノコ、派手な見た目で毒キノコと間違えられそうだが、食味の良い人気なキノコ。根元に卵の殻のようなものを付けているのがユニークだ。

アカヤマドリも近くで採った。傘の直径が30㌢にもなる大型のイグチ系のキノコ。全体的に赤というよりオレンジ色の傘、メロンパンのようにひび割れしているのが特徴。周りに何本も出ていたが、タマゴタケもあるので食べきれない、残してきた。

キキョウ、ススキなどが生える原野で負けずに花茎を延ばすキキョウ、庭でも一番ののっぽさん、他の草花たちが葉を茂らし始めるころに芽出し、一気に追い抜いて成長する強さを持っている。

コバギボウシ、葉もきれいだが淡い紫色に白い筋の入った花、下向きが奥ゆかしい。

ハクサンフウロ、花が咲いても天候不順、雨に打たれて長持ちできない。