昨日の(6日)九州などに続いて関東も今日、梅雨入りが発表された。平年より1日早いが、昨年よりは2日遅いとのこと、明日までは曇りがちの天気が続きそうだ。昨日から横浜に帰ってきた、自治会の仕事やOB会の集まりなどを終えて山に戻れるのは10日ほど先になりそう。梅雨入りといっても、雨降りが毎日続くことはないので、鉢物などの水切れが心配になる。

甲斐駒ケ岳も初夏の装い、左奥の北岳は雲の中に隠れてしまった。帰る前日の5日、八ヶ岳高原ラインの小荒間信号近く、県営牧場上から撮ったもの。

鉢巻道路で八ヶ岳を周り富士見町へ、立場大橋下から望む信州からの八ヶ岳。夏山シーズン近しか、沢筋を除き見える範囲に雪はなくなった。右から編笠山、権現岳、西岳、主峰の赤岳は頭が覗く、大きく見えるのが阿弥陀岳、その左に連なるのが横岳。

庭でニッコウキスゲが咲いた。山で採った種、花咲か爺さんではないものの、適当に蒔いたものが芽を出し花を付けるまで成長した。車山のキスゲが見頃になるのは、7月半ばになるだろう。

ヒオウギアヤメが良い花を見せている。何処の野山で種を頂いたのすら忘れてしまったが、花は忘れないで毎年咲いてくれる。幅広い剣のような葉はジャーマンアイリスにも近い、青紫の花は雨に映える。この花は紀子さまのお印、美智子妃のお印ユウスゲの花芽はまだ見えない。

チゴユリ、遠慮がちに下向きに咲く。しかし、他の山野草を押しのけ、生育地を広げて狭い庭を占領するほどの勢いがある。

フタマタイチゲ、ニリンソウのように咲くのだが、花も葉も大きい。絶滅危惧種?に指定されているとのことだが、絶滅とは無縁の繁殖力の強さ。ほかの花園に侵入すると、見つけ次第に毟り取られている。

ヤマシャクの遅い芽出し。ベニバナのヤマシャクヤク、周りの子供たちはすでに葉を開いているのに、10日遅れで太い芽を伸ばしてきた親木、中心に丸い花芽を載せている。

おまけ
山ブドウが実をつけた。昨年、花らしきものの姿を見たが、今年はいくつも実?らしきものがぶら下がっている。実にまで育つかがお楽しみ。山ブドウの生っている木の根元にあるヒコバエを育てたもの。