大型連休も終わり、今日(8日)は山麓も静けさを取り戻した。天気晴朗なれども風強し、五月になったというのに、黄砂とは驚きだ。我が家もかみさんらが帰り、自由で気ままな独り身の生活に戻る。アメダスを見ると、甲府では全国一の31.4℃を記録の真夏日。こちら北西部の北杜市・大泉町の最低気温は13.6℃、最高は26.3℃と夏日に。小屋のある山の中ではそれでも22℃、シャツ一枚で過ごせる急な暑さ、日がな一日でれでれ過ごす羽目に。

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小屋裏のヤマザクラが咲きだして、山も本格的な芽吹きの季節。せっかく咲いた桜を眺める花見客はいない。バックのカラマツも新葉が伸び、日ごと緑を濃くしてきた。

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足元では、日本サクラソウが咲きだした。長い冬眠から目覚めての芽出し、年々生育の範囲を拡大してくれるのが嬉しい。

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コイワカガミが咲いた、今年の一番花。狭いところにいろんな花と同居、生育地を拡大している頑張り屋さん。左の白花はミツバオウレン、こちらも密生した中で、どっこい長生きしている。

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ヒトリシズカ、いつの間にか静かでなく群生していた。

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シロバナエンレイソウが咲きだした。葉の大きさに比べ、白い花は小さい。

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おまけは甲斐駒と小海線の列車
小淵沢駅を出発した小海線の小諸方面行きの列車、下りの中央線と分かれて甲斐小泉駅に向かい高度を上げていく。この大きなループで少しずつ登っていく「大曲り」は撮り鉄には有名なポイント。南アルプスの山と小海線、そして季節ごとに変わる田んぼの風景等を合わせて撮るのが、私は好きだ。