今朝(10日)は寒かつた。アメダスによると大泉町の最低気温は1.1℃、最高は13.8℃。寒の戻りとかで、明日は広い範囲で本降りの雨、昼間は8℃の予想気温。山沿いでは雪の予報も出て、全国的に花散らしの荒れ模様。今日を除くと花の見頃も過ぎてしまうと、市内の神代桜と韮崎のワニ塚桜を観に行ってきた。

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北杜市武川町の神代桜、今年は4月4日に開花し今は満開になっていた。桜の名所だけに、平日でも花見客は絶えない。

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根周り13.5㍍、日本一のエドヒガンの古木。福島・三春の滝桜、岐阜・淡墨桜と一緒に、大正11年(1922)10月に国指定天然記念物に指定された。神代桜は、これら日本三大桜の兄貴分だ。

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「この桜だけが持つ長く生き続けてきた誇り、逞しさ・・・。私たちに与えてくれるものは、花の美しさだけではない。懸命に生きる力とその尊さに美を感じ、感動するのである。日本一の桜が生きる実相寺」日蓮宗のこの寺、ホームページにあった住職の言葉。

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神代桜の花、開花したばかりはピンク色だったが、今は色抜けしたのか白く見える。花が密集して、ポンポンのようだ。

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実相寺境内はスイセンが満開、背後には名峰・甲斐駒ケ岳が聳える。

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ワニ塚の一本桜も満開、隣町の韮崎市まで足を延ばす。田んぼの中にあるこのエドヒガンザクラ、他には何もないのだが推定樹齢300年のこの桜、人を引き寄せるエネルギーを持っている。遠くに雪を頂く八ヶ岳を望む立地も、そして姿もまた良い。この日も、お目当ての八ヶ岳がサクラと共に撮れ、来た甲斐があった。ノーベル賞を受賞した大村智先生の美術館・白山温泉は少し下った同じ町内にある。