彼岸を過ぎたというのに、東京も雪が降ったという今日(27日)。もちろん、山梨では昨日から春のボタ雪が降ったり止んだり、昼間はたいした積雪ではなかったが、夜になって本降り。朝起きると一面の銀世界、積雪は大泉町よりも富士山周辺の山中湖・河口湖周辺が30㌢ほどと多く、県北西部の北杜市・大泉の小屋周りでは10㌢ほどだったが、山にはたくさん降った。今日、那須高原で40人ほどの生徒が雪崩に巻き込まれ、死傷者が多数出ているとのこと。春山登山の講習会での出来事のようだが、雪崩注意報の出ている中を大勢で斜面を行動すれば、不安定な新雪が雪崩を引き起こすことは予測できるはずと思うが、いかがだろう?。本多勝一著『リーダーは何をしていたか』・朝日文庫に、引率教師がいかに山を知らないかを示す遭難の例が多く示されている。20年前のこの本、わが身を守るためにも、そして山のリーダーを志す人には一読を薦めたい。

朝7時、木々の雪が落ちる前にと小屋裏の様子を撮った。雪の上を歩くと、水が滲むような重たい春の雪だった。

バルコニーから外の様子を撮る。木の枝に残った雪は、天候が回復すると同時に落ちて、今季最後の雪景色も短い命で終わってしまった。

庭の入り口、たいそうな雪のように見えるが、午後には地肌も見えだした。ドウダンツツジやレンゲツツジの枝には、綿あめの様な雪。

車や小屋の屋根に積もった雪も、昼過ぎには解けてしまい、除雪の腕まくりも拍子抜けだ。