最近の天候は数日の周期で変わり、晴天は長続きしない。天気は明日の夕方から崩れ、西からは雨雲がやってくるとか。11月の降雪、横浜や甲府は54年ぶりの積雪でニュースになったが、大泉町は何年ぶりだったのだろう。小屋側の道路に、除雪車が寄せたと思われる雪の塊が残る八ヶ岳山麓に昨日(28日)戻ってきた。今朝の大泉町の気温、アメダスによると最低は0℃、最高は9.4℃と穏やかに晴れたが、明日は氷点下2℃冷え込むとの予報が出ている。

甲斐小泉駅上からの甲斐駒ケ岳(右)。左から南ア前衛の鳳凰三山、盟主の北岳、アサヨ岳などが雪を頂き勢ぞろい。定点観測などとうそぶいていたが、駅上のこの場所から南アルプスの山を撮るのは久しぶりだ。

朝日が甲斐駒などを染め上げているのを見て、慌てて小屋を飛び出し撮った一枚。左に北岳、右には甲斐駒ケ岳などが望めるのは、木々の葉の落ちた冬場だけ。

同じ場所からの夕方、南アルプス・甲斐駒などのシルエットが浮かぶ。

釈迦堂PAからのピラミダルな甲斐駒ケ岳、左には鳳凰三山が望めた。笹子トンネルを抜けて甲府盆地へ下ってくると、南ア3000㍍超の白峰三山(北岳・間ノ岳・農鳥岳)が白い屏風のように目に飛び込んでくる。残念ながら、昨日の昼少し前は雲に隠れて姿を見ることは叶わなかった。釈迦堂PAに隣接する縄文土器・土偶など重文5000点を所蔵する「遺跡博物館」への専用階段を上り、眼下に甲府盆地が広がる展望エリアから撮った。

今日(29日)の八ヶ岳。大泉総合支所上のレインボーライン下から撮ったもの、左に編笠山、真ん中は三ツ頭、その左上に頂だけが少し見えるのが権現岳。ウルトラマリンブルーの空に、白く変身した盟主の赤岳が聳える。

小屋北側の庭には、先日の雪がまだ残っている。