高齢者ドライバーの交通事故が、毎日のように報じられている。山梨県では今日(17日)も事故があり、今月3件目だという。田舎で生きていく為の交通手段は、マイカー。地元のスーパーで、相当なお年寄り(80歳を優に超えていそうな)らが、沢山の買い物をしている姿をよく目にする。駐車場から出てくる時とか、一時停止の交差点を止まらない、マイペースでとことこ走るなどは当たり前。私も後期高齢者、他人ごとではない。大泉町の気温はアメダスによると最低が2.9℃、最高は15.8℃と平年並みの気温に下がってきた。北海道では記録的な大雪、11月の雪が根雪となるのは、史上最も早い記録だとか。風に乗って雪が舞いだしたので冬タイヤに履き替えたが、山梨が大雪で孤立した記憶はまだ新しい。

八ヶ岳高原大橋からの八ヶ岳、買い物の足を延ばして山を撮りに出かけた。眼下の川俣川渓谷沿いの木々も、葉を落として寂しくなった。黄色の葉を残しているのは、ミズナラだろうか。

小屋裏のカラマツ。8割は葉を落として、坊主頭の私のように寂しい姿。「からまつの林を過ぎて、からまつをしみじみと見き、からまつはさびしかりけり、たびゆくはさびしかりけり(からまつ・北原白秋)」

ダンコウバイ、霜でだいぶ葉を落としたが、最後の輝きを見せている。来春には、黄色の花を一番早くに咲かせて、周囲を明るくしてくれるだろう。

カエデ、上の方の葉は落ちてしまったが、根元近くから出た横枝の葉が良い色で残っていた。

玄関際のドウダンツツジ、枝先の葉は傷んでチリチリになっていた。紅葉の葉を裏側から撮ったもの。

ブルベリーの葉も色づいてきた。

ゲラニウムはわが庭での最長老。フウロソウとして花の時季も長いが、花のない庭での最後の燃えるような赤は目立つ。

干し柿、これは11月7日に撮ったもの。1日に干して一週間が経ちだいぶ乾いてきた。

干し始めて半月の柿。揉みだしをしているので、柔らかになった。あんぽ柿ならこの程度でいいのかも、枯露柿にするのでもう少し干すとしよう。暖かな日には、黒スズメバチが柿を齧りにやってくる。