今日(15日)は雨もあがって、暖かな朝。大泉町の気温はアメダスによると最低が9.4℃、最高は18.9℃まで上がり、小春日和を超える気温上昇。しかし、この暖かさも今日を境にお別れ、明日からは平年並みに戻るとか。昨日はスーパームーンも雨雲に遮られて、眺めることが叶わなかったので、今日は山を下りて田んぼの中から月を撮ろうと勇んで出かけた。

三分一湧水下の田んぼ。月の出にはまだだいぶ時間のある16時30分、富士山の上には高い雲。寒気が入って雲を飛ばしてくれるのを待ちながら、久しぶりに夕闇の富士山&甲府盆地を撮った。今日の月の出は6時25分、昨日の満月の出は17時30分だから、だいぶ遅い。十六夜(いざよい)の月とは、満月の翌晩は月の出が遅い、ためらいがあるからとは、しゃれた表現だ。

秋の日暮れは早い、17時近くなるともう真っ暗、街の明かりが増えた。目を凝らすと黒い富士山が浮かびあがった。

山際に懸かった雲に遮られ、十六夜の月はすぐには眺められなかったが、少し待つと雲の切れ間から赤みを帯びた月が顔をのぞかせた。

夕食後、小屋近くの空き地で大きな月を撮る。大きいといっても月に変わりはないのだが、普段の月あかりよりは、はるかに明るい夜だ。