今日(10日)は関東甲信、各地で今年一番の冷え込み。大泉町の気温はアメダスによると最低が-1.9℃、最高は7.1℃。泊りがけでの山歩きから帰り、泥靴を洗うため外の水桶を覗くと、1㎝近い氷が張っていた。昨日の朝、小屋を出るとき舞っていた雪は、大泉で積もることはなかったものの、行く先の霧ヶ峰・車山はうっすらと雪化粧。八ヶ岳や南アルプスの山々も雲が取れてくると、雪山に変身していた。

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車山の北斜面の木々には霧氷?が付いて幻想的。午後の一時を過ぎていたが、気温が低いので落ちないで残っていた。この日は久しぶりに老頭児(ロートル)が集まっての山行、風が強く吹くとの予報は幸いにも外れたが、車山肩から蝶々深山、物見岩を経て八島湿原に下る易しいコースとした。

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車山の気象レーダードーム左後方、雪雲が取れだして新雪を纏った八ヶ岳の姿が見えだした。蝶々深山から撮った。この日は同行のメンバーら5人で2台の車に分乗、八島湿原へ行き1台を留め置いて車山肩に戻って歩き始めた。下山した先に車が待っているので、安心して歩き通すことができた。

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蝶々深山へ登る尾根で、クリスマスツリーの様なカラマツの幼木が迎えてくれた。雪が横なぐりに吹き付けると、風上に出来るエビのしっぽ。

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午前中は雪雲に覆われていた八ヶ岳、帰りの3時過ぎには雲も取れ富士山と連れ立っての良い姿を見せてくれた。車山肩から少し下った展望台で撮った。カラマツが夕日を受けて最後の装い、燃えている。

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同じ場所からの南アルプス。左から鳳凰三山、甲斐駒ケ岳、北岳、間ノ岳、右にはどっしりとした仙丈ケ岳が勢ぞろいした。

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朝の八ヶ岳連峰、雲はあるが高いので雪の付いた全景が望めた。泊った蓼科東急ハーベストのバルコニーから撮ったもの。

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御射鹿池に立ち寄ってきた。東山魁夷の絵で有名になった奥蓼科のカラマツ林に囲まれた神秘の池、テレビなどで取り上げられ、霧の出る早朝が良いと、多くの写真愛好家が訪れている。カラマツの紅葉、ピークは過ぎていたがまだ残っていた。