中国から東海地方にかけては18日、梅雨明けが発表された。一両日で関東甲信もと思っていたら、関東は北東からの寒気で雲が取れない日が続く。さて、山梨は良い天気が続いて、甲府や勝沼の最高気温は何度も全国一になる、自慢にもならない暑さ続き。大泉町の今日(20日)は晴れ、最低気温は17.8℃、最高は30.0℃と真夏日。甲信地方だけを、梅雨明けしたものと思われる・・・などと分離しての発表は、ダメのようですね。

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シシウド、花丈も大きいので、高原の王者たる風格がある。霧ヶ峰・八島湿原で撮ったもの、車山の山頂にある気象レーダードームが望める。物見岩から蝶々深山を経て車山へ、花を見ながら高原を歩いてきた。

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イブキトラノオが八島湿原で見頃となって花穂を揺らしていた、背後の山は鷲ヶ峰。夏休みに入ったこともあって、子供たちの集団と何度もすれ違う。「こんにちは!」と元気な挨拶を頂くと、返さないわけにはいかない。本当のところ、草臥れてしまうね。

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キンバイソウ(金梅草・キンポウゲ科の多年草)、霧ヶ峰周辺ではこの花に沢山出会った。

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マルバダケブキ(キク科の多年草)が咲き出した。湿地を好むというが、蝶々深山に向かう尾根沿いで撮ったもの。蕗のような葉と濃い黄色、花丈も高いので草原で目立つ。

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コウリンカ(キク科の多年草)を見つけた。霧ヶ峰周辺の乾いた高原を歩くと、この独特の色合いの花に出会える。

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メタカラコウ、舌状花が2~3枚と少ないので、オタカラコウではないことが分かった。

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ヤナギランが八島湿原で咲き出した。庭でも咲いているが、厳しい自然の中で咲く花は、色が濃い。

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車山肩でのニッコウキスゲ、花のピークは過ぎたようだ。4日にここを訪れた時、キスゲは二分咲きで、コバイケイソウが残っていた。いま花が咲いているのは、残念だが電気柵に守られた中だけ。駐車場に空きの出る帰りに立ち寄り、キスゲと車山を撮ったもの。