今日(17日)の八ヶ岳山麓は曇り、アメダスによると大泉町の最低気温は19.6℃と少し肌寒かったものの、昼間は雲も薄くなり最高気温も26.3℃と夏日を記録。所要で山を離れ、連休に入り家族らを連れて山に戻ってきた。天気予報では、今日も午後には雨。その後も傘マークが消えない日が続いていたが、夕焼け空が広がった今日の夕方。今夜の週間天気予報では傘マークも消え、いよいよ梅雨明けが近いのかなと、期待も湧いてきた。

シモツケソウ(下野草・バラ科の多年草)が庭を紅色に染め始めた。茎の先にシベを伸ばした小花が密集、ピンクのもじゃもじゃとしたこの花が咲き出すと、高原には夏がやってくる。

雨に濡れたシモツケソウ、花の重さでまっすぐに立つことが叶いません。

雨でご機嫌なのはアジサイだけ、平地では終わったのに山ではこれからが見頃。咲き出したばかりのシモツケソウは、傍のアジサイの引き立て役になっている。

このアジサイ、花びら(咢)が少ないので、上の写真の花と比べると三倍ほど咢が大きい。

ガクアジサイ、このアジサイも咢が少ないせいか異常に大きい咢になった。

アナベル、この西洋アジサイだけは倒れることなく直立していた。右脇には、出遅れたカシワバアジサイが一輪。

キキョウが咲いた。山のキキョウなので、花丈は1㍍と背が高い。

キツリフネ、今年初めて見た黄花は隣の空き地で咲いた。花咲さか爺さんの世話焼きで、空き地は花畑になりそう。

マツムシソウ、5日程前は色が付いていなかったが、山に戻ると立派な花となっている。申し分のないマツムシソウ、虫たちにとっても一番花はごちそうだ。

ユウスゲ、今年はどの株も大きくなって、適度な雨もありよい花を連日魅せてくれる。一日花だが、翌日が曇りだと二日ほど咲き続けることもある。レモンイエローのこの花、朝観るよりもやはり夕方がおすすめ。